ろくとうは、中国の古い時代の兵法書である。
2200年前の周の時代には存在したらしい。
そんな古い時代の本の内容が現代に通用する。
なぜなら、人間の本質はほぼ同じだから。
大して、進歩していないのは、現在も、
武器を使って、人間同士が殺しあっているのが
証明している。
現代は、学歴や資産や地位とかの擬態で、
人の価値が分り辛く、胡麻化される。
というわけで例えば、会社の経営者が何よりも、
人を見る目が、重要となるわけです。
今回は戦闘ではなく、組織の人事について、
掘り下げようと思う。
人材の活用について、ろくとうの中の
「竜とうの玉翼」に書かれていることを、
紹介しよう。
「将軍が軍隊を統率するには、手足になって
補佐する者をどう集めたらいいのか。」
と武王が質問したのに、
太公望はこう答えた。
「各自の才能に応じた官職を与え、
それぞれの長所を取り、適材適所に用い、
時の情勢に従って自由自在に変化させ、
軍の規律(組織)を作る。
それゆえ将軍には手足となり、
働く人が72人いる。
この、72人は天道の七十二候
(太陰暦で自然現象に下ずく七十二季節の区分)から
出たものです。
つまり、1年の春夏秋冬の1季節をさらに
18に分けたもの。
各種の個別的な才能や技芸のあるものを
網羅して用い、はじめて、軍の体制は
完備したことになる。」
1年の72の季節の差が分るなんて
相当な感覚の持ち主で、しかも、
人間の個性をうまく測定して、判別するなんてことは、
それこそ超能力者でないと、無理だと思う。
今はやりのAIなんか使えないことがわかりますか。
現代では、無理なことを、古代中国では可能な人物が
いたということがハッキリしている。
何100万人の軍隊でも72人を選ぶことが
困難なのだから。
社員10人以下の会社の場合は、どうするか。
ろくとうにはこう書かれている。
まず、腹心1人。次に参謀5人、
天文(世の気配見る)3人、
地理(地の利(会社の有利と不利を見る))3人。
次に兵法の明らかな者(形成のつり合いを論議して、
対策をねり、事の成り行きを判断し、兵器を選択し、
軍律違反者を検挙する役目)9人。
次に兵糧隊長4人(兵糧の管理と輸送経路の確保。
全軍に食料が欠乏しない様にする役目)。
等々。
複数人のところは、各1人として、
構成するしかないだろう。
人材が重要で、かつては敵であっても味方に
なるなら、活用したほうが良いので、
単純にとらえた敵を皆殺ししない様に
戒めているのである。
反対に、各種の役職に、才能のない人が付いた場合、
組織は、崩壊してゆく結果になる。
現代は感覚の優れた人がいないのか、
仕事の出来不出来を調査することなく、
肩書で役職に就けているので、不具合が出てくる。
具体的な題材として、
「今回のトヨタの型式認証不正」を考えた。
不正を見つけられなかったならば、
部長が失格であり。
試験期間が足りないと、上司の取締役に意見具申した場合、
上司が社長に期間をどのくらい延長しなければ、
いけないか社長に意見具申していなかったら、
取締役が失格であり。
社長が、黙認した場合は、社長が失格であり。
社長が、認証試験の期間延長の状況を
別の取締役に調査依頼したが、調査担当の取締役が、
正確に社長に報告していなければ、
調査の取締役が失格であり。
どの場合でも、問題に関する人事での
任命責任は社長にある。
それなのに、新日鉄の社長が、
若い人がすぐやめるとか、
技術の伝承がうまい行かないと、
とかばっても、
それらの問題に対して、
新日鉄の人事担当の部長なり取締役なりが、
対策を検討し実施して改善効果を
確認できなければ、
明らかに新日鉄の社長の任命責任しかない。
トヨタや新日鉄の社長は歴史を
勉強していないのだろうか。
何時も、高層ビルの高いところで、仕事をして、
末端の社員のことは忘れる。
あの、全員が工兵部隊で、どんな敵も、
打ち負かした、ローマ軍も、しかり、
中央の権力争いで、末端のことを
忘れると滅ぶ運命が待っている。
役職者の劣化は、会社全体に広がり、
統率を低下させる。
対策は、社長が、末端に行き、
社員の士気を上げるくらいしかない。
さらに外注先にも行って、バックマージンを社員に
渡していないか調査することも必要。
外注先の士気向上も重要。
トヨタの歴史を100年くらいで
終わらせるつもりなら、
無駄な会議を30分以上続ける。
そのほうが、逆に世の中の新陳代謝の法則に
逆らわない大事なことかもしれない。
社長だけ鉄の覆いがあっても他がすべてシロアリに
食い散らかされると、一気に瓦解する。
数年前のあの最高益は何だったのか。?
燃料ポンプのインペラーの強度不足についても、
担当者に責任があるかもしれない。
熱可塑性樹脂部品は、
ほとんどの成型は金型を使った成型で作り、その後、
精密な機械加工を施して、製品が完成されると思うが。
問題は、納期とコストなのである。
ロットが1000個と10000個では
製品コストが異なる。
金型は1個取りか5個取りでは価格が5個取りのほうが
物によっては、何倍も高くなる。
そして、総ショット数が多いならば、金型の
腐食や摩耗のため、高価な金属を使用することになる。
金型の取り付け取り外しもコストがかかり、
保存させるにも、錆止めオイルを塗布して、
ビニールで包み込み保護する。金型に痛みがあれば、
修正するか、潰すかする。
これらと設計試作と試験と合わせて、初期費用である。
次は製造コストである。
上下の2つの金型を合わせ電熱加熱する。
次に炉で加熱して溶解した樹脂をポンプで金型間に、
注入し、ガス抜き穴より樹脂が溢れたら。
今度は冷却水で金型を冷やす。十分冷えたら、
金型を分割し、中身の成型品を取り出す。
これを1ショットとする。5%予備を
含め1050個作る場合、1ショット30分と10分では、
3倍の速度で生産する10分のほうが1
/3は無理でも1/2位は、納期も短く、
製造コストも安くなる。
その場合の欠点は、
1,樹脂を高温にして流動性を上げるため、
どうしてもヒータ近くは飛びぬけて高温になり
一部的に樹脂の物性劣化が発生する。
2,樹脂内のガスの逃がし時間が足りず、
製品内に残留するガス量が微量だが増加する。
つまり製品の強度の劣化が多くなる。
3,急速加熱、急速冷却は成形品の樹脂の
内部応力が結構残り、結構低温40℃程度でも
環境によっては、
マイクロクラック発生の危険性がある。
多分インペラーの樹脂は、
耐熱性か高く、
ガラス転移温度が高く、
耐薬品性能の高い。
ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)で
あろうと思うが、
その場合、融点は343℃と高温で、
金型製作も成型もこの樹脂の取り扱い経験の
長いベテラン作業員のいる信頼性のおける工場が
必須になるだろう。
もしこの材料を使用しての不具合原因は、
材料に変なものが混入したか、
いい加減な高温加熱が原因ではと想像する。
内部応力については、高分子がエーテルとケトンなので、
メチルエーテルかアセトンに製品を漬け込んで、
24h以上置けば、製品に内部応力があれば、
クラックが入るかもしれない。
私はこの樹脂は未経験
ポリサルフォンではアセトンでクラックが入った。
この材料は高価であり、大量注文の単価で、
小ロットしか注文が来なかった場合に、
苦肉の策で、見積もりの安い下請けで作らせたかも。
下請けが赤字にならない価格が、必要だったかも。
またはもっと単純な理由が原因かもしれない。
もう一つの例を挙げる。
金属加工について、
H3ロケットが、低出力でも打ち上げ成功したのは
喜ばしいですが、
今回のH3ロケットの全部品が量産品と、
同じ工程で、作られていれば、問題ないが、
部品1個でも特別に作り上げた部品を、使っていた場合、
量産部品と仕様が異なるので、十分検証してください。
金属も当たり前だが、鍛造や曲げ加工したり、
溶接加工で金属の組織の変化による、
強度劣化や内部応力(歪)が発生する。
それらは、打ち上げ時の振動や、
液体水素酸素の低温と燃焼ガスの高温で
大きく暴れたり、熱衝撃で、
配管のクラックや破断、変形で、バルブ動作不良に
なる可能性がある。
特注品の加工品は、曲げも溶接も素材を十分予熱するか、
加工後、熱処理アニーリングして、歪を少なくしている。
又、配管内の洗浄、脱脂を合わせて作業工程を
十分検証確立させ、量産機で本物の衛星を搭載した時に
故障を起こさないように注意してください。
オカルト話で気分転換(妄想)
場面がバンバン何回も切り替わる夢を見たとき、
各場面に全く関係性がなく、
もしかしたら、色々な世界を通過したのでは、
と思ったことがあった。
地球の神は地球から、20~30kmの範囲の
空間を支配し。