年も明け。東京の野暮用事を終え、2週間ぶりに帰宅した。

やはり家の近くには猫はいなかった。新しい餌遣り人が、

見つかって他所に行ってしまったのだろうか。

 少し寂しい気がするが、彼らも精いっぱい生きているので

ある。

 頼りにならない処から、いなくなるのも、

彼らの自由であり、文句はない。

 

 翌日昼に、蕎麦を茹でて啜っていると、家の外で、

物音がする。電気化ガスの検針だろうか。?

 戸を開けて、外の出たら、一番賢い、博士猫が出てきた。

ニャーと挨拶してきたので、こちらも、猫に、新年の

挨拶をした。留守の間どこで、餌をもらっていたか聞いたが、

人語はいまだに理解できないようだった。しばらく、

ご機嫌伺をしていたら、突撃隊長猫が、近寄ってきた。

 二匹は、雄雌の関係が出来てるようだった。

 

 つまり、突撃隊長がメスで、博士がオス。

危険な役目は、オスの仕事。いなくなった餌遣り人の家に、

誰かが来たので、メスに見て来いと言われたか。

 それとも二匹とも、腹減って希望を持ってきたのか、

 

 明るいときに餌をやると、周囲の家から苦情が来るので

餌遣りしたくなかったが、正月だし、少しだけ、

ドライフードを上げたら、二匹とも腹が減っていたのか、

我先に食べるのであった。

 

 ふと見上げた青空に、次元移動宇宙戦艦がこちらを、

見ているような気がした。

 

 次の日、偵察員の猫も顔を出し、三匹の兄弟猫が揃った。

よく見ると、三匹とも少し瘦せていて、あまりエサは、

貰えていなかったのか。

 ある程度食べると、メス猫の突撃隊長猫に、他の、

二匹の猫が、明らかに、餌を譲る様子が見られ。

 

 メス優先なのか、元の世界では、突撃隊長のメス猫が、

ボス猫なのか。

 

 ざっくり、メス猫が1万歳だとすると、博士猫は、

2万歳の長老で偵察猫は8千歳か。

われわれの想像以上の存在だと思われる。

 

 元の世界に、戻ったら、三匹はどのように

対処するのだろうか。

 勿論、三匹の猫は、観察されているので、向こうの世界では、みんなに知られているはずだ。

 

 

 さて、私の心配事は、ウクライナである。

多分ロシアは、ウクライナの戦力の消耗を待っている。

 

 20~50歳の数年の実戦経験のある主力兵の、

部隊内での割合が低下して、あるレベルを下回ると、

その部隊は員数を揃えても、戦闘能力は、非常に低下して

守備の能力も不可能になる。つまり、古からの戦力崩壊が、

発生する。

 

 そうなったら、ロシアが本当の進撃を開始して、

ウクライナ兵の掃討を開始すると、一気にウクライナの

前線全体が、崩壊する。

 

 次に、ロシアは、ウクライナ全土を、ロシア領と宣言し、

他国の軍隊が、旧ウクライナ領に入ったら、

英国フランスドイツ軍であっても、国境から

数10㎞入ったら、戦術核ミサイル攻撃を食らう。

 ロシアの国内での核爆発に誰が文句を付けられるのか。

勿論、その時のロシアの戦略ミサイルの標的は、

各国首都以外にも、いくつか、設定されているはずであろう。

 

 何しろ、ロシアは、人員、軍事資源、多額の資金を、

投入しているのである。数百メガトンの水爆がどこかに

落ちても引かないだろう。

 

 米国のトランプ大統領の見通しがいかに正しかったか、

その時になって、気づくかもしれない。

 

 かなり遅いけれどね。