Show Down

廻る廻る 世界は何事もなく
砂上の鎖を起点に
黒と白は オセロのように
利権に 揺らぐ

野犬が夜明けに狼狽し
絵踏みする世の雑踏に
平等はないと
乾いた声が 虚しく 響く

理を以てして 敵対するならば
私は刃を 持たなくてはならない
血に揺らごうと 人は皆
それを求めている