2022年3月
卵巣が大きくなりすぎて着床したら破裂の危険性があると言われ、詳しく調べるためにMRIを撮りに検査専門のクリニックを受診。
不妊治療をはじめるにあたって、去年の7月に一度ここのクリニックでMRIを撮ってもらったことがある。
このクリニックは検査専門という感じで、MRIなどの画像を紹介元の病院に送ってくれる仕組み。
今回も造影剤を使った骨盤内の撮影だった。
以前行ったときはヘッドホンから荘厳な音楽が流れていて落ち着かぬままの撮影だったが、今回はポップな感じの曲が流れていてリラックスできた。
誰が選曲しているのだろう…
無事MRIを撮り終え、1週間後に不妊治療の病院の受診。
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2022年4月
MRIの検査結果を聞きに病院を受診。
結果次第で手術か否かが決まると思うと待ち時間は心穏やかにはいられなかった。
診察室に呼ばれ入ると、ドクターの机の上のパソコンにはMRIの画像が映し出されていた。
Dr.:MRIを見てみたんだけどね、去年の7月に撮ったものと比べてみても、そんなに変化ないみたい。
私:え?そうなんですか?
Dr.:うん。これが先週撮ってもらったやつでこっちが去年の7月。こう見比べるとそんなに変わってないよね。
私:本当ですね!
Dr.:左も大きいけどこっちはチョコレート嚢胞の袋が2つで4㎝くらい。
右は大きな袋が1つ。この前のエコーでは8㎝は超えてると思ったんだけど、MRIで見ると4〜6㎝くらい。
8㎝超えなら手術が必要と思ったんだけど、これくらいなら手術しなくても大丈夫かな。
私:それならいいんですけど…でもじゃあ何でこの前子宮が見えなかったんですかね?
Dr.:うーん、、卵巣のチョコが子宮の裏にベッタリ癒着してるからねぇ。これだけ癒着してたらかなり引きつる痛みがあるでしょう?
私:はい!まさに引きつる痛みです!!生理が終わってからも排卵くらいまではお腹が痛くて、ずっと痛み止め飲んでます。
Dr.:そうだよねぇ。でもまぁ卵巣の大きさ的には大丈夫そうなんで、また移植の準備に入りましょう。また高温期になったら来てください。
私:はい。とりあえず手術じゃなくてホッとしました〜。
と無事?手術は回避できたが、エコーで子宮の内膜が見えなくて測れない問題は解決できたのだろうか…?
MRI画像を見ると、子宮の裏側で左右の卵巣と子宮がみっちりくっついていた。
まじまじと見ると衝撃的な画像。
ドクターいわく、ひどく癒着しているらしい。
子宮内膜症の発作的な、引きつるようなお股から子宮が引っ張り出されるような痛みはそのせいかと納得がいった。
このままで本当に妊娠できるんか?
手術はまぬがれたが、不安はなくならない。