2022年2月
初めての胚移植を終えてBT11。
ついに判定日。
フライング検査はしなかった。
病院から指示されていないし、メンタル弱めなので結果で一喜一憂して逆にストレスになりそうだったから。
夫もそんな私のメンタルをわかっていて、「しなくていいんじゃない?」と。
判定日当日。
採血をして結果を待つ。
いつもより待ち時間は短かったのだが、とてつもなく長く感じた。
スマホをいじってはいるが、内容は何も入ってこない。
不妊治療をはじめて、採卵結果や凍結結果を聞くときなど緊張することは多々あったが、この日が1番だと思った。
今にも吐きそう。
そして、診察に呼ばれる。
Dr.:今回初めて移植をしたんだけどね、血液検査の数値から、着床したという結果は得られませんでした。
私:はい。。(ダメだったか〜)
Dr.:この数値見ればわかるんだけどね。
といってパソコン画面を見せてくれる。
Dr.:このβ-hCGっていう数値。これは子宮とかではなく卵からしか出ないホルモンなんだけど、移植後3回採血してどれも0.2。
着床したとされるのが0.2を超えたら。
今回は0.2だから着床してないとみなされます。
この数値で妊娠したってのは聞いたことないので、、
他のホルモン値は大丈夫だったんだけどね。
私:わかりました…。
Dr.:とりあえずエストラーナテープとルティナス膣錠はもうやめてもらって。
数日で生理くると思います。
私:はい。
Dr.:でもね、〇〇さんまだキレイな卵が4つ残ってるから。次も移植に向けて準備していきましょう!
基礎体温が高温相になったらまた予約してください。
私:はい。ありがとうございました。
と診察室を後にする。
はぁ〜。。陰性ね。
かすりもしない、というやつか。
移植自体初めてなので、卵側の問題なのか子宮側の問題なのかはわからない。
年齢による卵の老化。
子宮内膜症(子宮腺筋症、卵巣チョコレート嚢胞)。
原因は他にもあるかもしれない。
なかなか現実は厳しいと痛感した。
帰る前にトイレでエストラーナテープを剥がす。
こんなにかぶれて痒くて、もう当分貼らないでいいなんてせいせいする。
膣錠も面倒臭くてうんざりだった。
と強がってみる。
意外とあっさり冷静に結果を受け入れられた。
と思ったのだが、帰りの車の中でプレイリストから流れてきたback numberのハッピーエンド。
なぜかこの失恋の曲?を聴いて卵ちゃんと私の物語にすり替え大号泣…
帰宅し胚盤胞の写真を見ながらごめんねとまた号泣。
夫が帰ってきてまた号泣。
着床すらしていないのに細胞レベルの卵ちゃんに対してこんな状態。
大丈夫か私…
ひとしきり泣いて次の日にはスッキリ!!
さぁ、次の移植周期に向けて切り換えていこう!!