2022年1月。



胚移植日決定後の採血と診察。



最近患者さんが多く、待ち時間も長い気がする。


この日も診察に呼ばれたのが予約時間から2時間後。


予約時間の1時間前に採血なので、計3時間の待ち時間は地味に辛い。


この日は診察の後仕事だったので気持ちはとても焦っていた。
  

私の職業は美容師。


診察がある日は余裕を持ってお客様の予約をとっているのだが、この日は高速をぶっ飛ばして職場に向かうも間に合わず…少しお待たせすることになってしまった。




この日も先に超音波という流れ。


前回のことがあったので、もうすぐ呼ばれるな、、という前にお手洗いにはきちんと行っておいた。笑


お手洗いに行って尿は溜まっていないはずなのに、超音波を入れられ何度もゴソゴソされていた。


どうしたのかな…


Dr.:ちょっと中から見にくいので、お腹の上から超音波で診ますね〜。


と言われ、お腹にジェルを塗られお腹の上からエコーでグリグリ。


そしてやっと内膜の測定ができたようだった。



そして診察室へ戻ると、、


Dr.:筋腫かな?あ、腺筋症か。ちょっとコブがあって中からは内膜がわかりづらかったんですよね〜。お腹の上から見てようやく測れました。

私:はぁ、、

Dr.:移植は初めてだっけ?

私:そうです。

Dr.:あ、採卵の後、熱も出たんだよね?

私:はい、そうです。

Dr.:うーん。。移植難しいかもな〜。。

私:えっ!?
(どゆこと!?移植自体できないの??移植しても着床しにくいってこと??えっ!?移植前から出鼻挫かれた感じなんですけど!!えー!!)


と内心ドクターに突っ込みまくっていたが、言葉にはできずにいた。


ドクターも私に伝えるというよりは独り言のような感じだった。


ドクター、心の声がダダ漏れています。。
そんな不安になるようなことサラッと言わないでほしい…と何も言えずモジモジしていると


Dr.:まぁ、ホルモン値は問題ないし移植は予定通りでいきます。点鼻薬とエストラーナテープも続けてね。

私:はい。(ていうかさっきの難しいって言ったの、何のこと??)


となんだか不安になるようなことを言われて、悶々としたまま診察室を後にした。



子宮内にコブがあると確かに着床はしづらいのだろう。

でももう移植すると決まっているので、あとは体調を整えてドクターに委ねるしかない。


何気ない一言に一喜一憂してしまう。


これから移植して判定まで、まだ越えなければならない山はたくさんあるのに、私の妊活メンタル豆腐並みだな…。と情けなくなった。