2021年10月
採卵からちょうど1週間後に受診だった。
採卵できた卵子は5個。
そのうち4個は受精が認められ、残りの1個は受精の兆候ありということで、5個全て培養を続けてもらっていた。
この日は受精した卵ちゃんが、ちゃんと分割を続けてくれて、凍結までできたのか結果がわかる日でもあった。
まず、採血。
そして超音波。
OHSS(卵巣過剰刺激症候群)などの症状が出てないか確認。
何も問題はなく、看護師さんに凍結の結果が出てますのでそのまま診察にお入りくださいと言われ、緊張が走る。
診察室に入るとすごく柔らかい表情のドクター。
Dr.:〇〇さん、キレイな卵がね、5個とも全部凍結できましたよ!5個採卵して5個受精して凍結できたのすごいよ〜!
と卵ちゃんたちをベタ褒めしてくださった!
私:よかった〜。。安心しました。
結局、採卵2日目でまだ受精の兆候ありだった卵ちゃんも無事受精してくれていて、5個全て胚盤胞まで育ってくれていた。
胚盤胞のグレードは5AAが2個、4AAが3個。
5日目に凍結されたものだった。
培養士さん、、うちの卵を立派に育てていただき、ありがとうございました!
でも、いくらグレードのいい胚盤胞を移植しても、必ずしも着床するわけではないことはネット検索やいろんな方のブログを見て知っている。
現に、またドクターにも釘を刺された。
Dr.:これからは移植の準備に入るんだけどね、何度も言うようで申し訳ないけど、少しでも体重を落とそうね。難しいのわかるけどね?
私:はい…頑張ります。
Dr.:2kgでも3kgでも少ないほうがいいからね。妊娠してからも、赤ちゃんにもお母さんにも負担がかかって大変だからね。
私:はい。。
Dr.:みんなそうなの。ここが難しいの。ちょっとずつでいいから頑張ってみて!
なんと優しいドクターだろう。
本当なら怒られてもいいくらいだろう。
でも、せっかく育ってくれた卵ちゃんを少しでもいい環境で迎えてあげたい!
ここまでお世話になった人の想いを私の怠惰で無駄にしてはいけない!
これからはもう自分一人の身体ではないと、自分に喝を入れる。
Dr.:じゃあこれから移植に向けて調整していくんだけど、、採卵すると生理がちょっと不順になるかもしれないから、移植は年内になるか、年明けになるかってとこかな。
とりあえず、次は基礎体温が高温相になったら来てね。
これで採卵までの治療が一区切りした。
これからは移植に向けて治療がはじまる。
身体も準備していかなければならない。
心を強く持って臨もう。
不妊治療をすると決めて、初めての受診からここ(採卵、胚凍結)まで4ヶ月、使った額は60万円以上。
助成金の申請ができるのはありがたい。
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というわけで、今現在採卵後の生理も終わり、高温期がくるのを待っているところであります。
不妊治療開始時から備忘録として順を追って書いてきたブログですが、やっと現在に追いつきました。
その間何度かアメトピにも掲載していただき、たくさんの人にブログを読んでいただきました。
ありがとうございます。
これからはリアルタイムで治療の内容やダイエットのことなど、日々の思いなども織り交ぜてブログを書いていけたらなと思います。