2021年8月
治療前最後になるであろう子宮鏡の検査。
子宮の内側をポリープなどがないかカメラで確認する。
卵管造影でかなり痛い思いをしていたので、どんなことがあっても何とかなる!と思えた。
まず子宮の働きを緩やかにするため、お尻に筋肉注射。
生まれて初めてお尻に注射。
自分から注射部位が見えないぶん、いつくるのか!?
と恐怖だった。
が、プスリと意外にも痛みもそんなになく、あっけなく終了。
そして痛み止めの座薬を入れられる。
座薬を入れるのは小学生の時以来だろうか。
2年前、扁桃腺の摘出手術をしたときに看護師さんに「痛かったら座薬入れますよ」と言われたが、どんなに痛くても座薬は回避し、痛みに耐えることにした。
だが、ここにきて回避できない座薬。
看護師さんは日常の一コマだろうが、やっぱりほんのり恥ずかしい。
その後、トイレに行くよう指示される。
当たり前だが大はできないし、いきまないようにと言われた。
前日からお腹を崩していたので、勝手に出てこないか心配だったが無事座薬を温存できた。笑
そして子宮鏡検査。
膣内を洗浄され、器具を入れられてカメラが入る。
私の位置からはモニターはちょうど見えなかったが、ドクターと看護師さん数人で何やら話しながらチェックしていた。
座薬のおかげか、痛みは全くといっていいほど感じなかった。
何枚か画像を撮って、数分で終了した。
その後ドクターに画像を見せてもらいながら話を聞く。
「子宮の内側です」
なんだかピンクがかった肌色で、表面がすこーしヒダのようになっている。
なんだか不思議な感じだった。
そしてポチッとしたものが写る。
皮膚を蚊に刺されたような、そんな感じ。
Dr.
「なんか小さいポッチがあるけど、何かな〜。
ポリープのような、何でもないような。
大きさは今これは拡大した写真だから大きく見えるけど、4㎜くらいだからそんなに気にしなくていいと思う。
まぁ、次に主治医とお話するときにどうするか決めると思うから。」
と言われ、一瞬不安になったがとりあえずホッとした。
私の検査はこれで終了。
私のこの1ヶ月くらいの検査の期間、夫は精液検査に2回行っていた。
病院の採精室での精液採取は精神的にかなり負担だったようで、検査日が近付くとため息がが多くなっていた。
夫は前妻との間に2度の前歴があるので大丈夫だとは思うが、もう10年以上経っているし、治療の決まりなので行ってもらわないとはじまらない。
こっちは体力的にももっとしんどいんだよ!とは思っていても口にせず、まぁまぁとなだめて行かせたのだった。