第三話 夢の始まり ③
キーンコーンカーンコン
あぁ~修一どこいったんだろ?
まったくだな。
あのオタクが行方不明になぁ・・・・・・
(修一・・・・・無事でいてね・・・・)
ー異世界ーハイドー
ここがコリンの家かぁ~
地球のとは全然変わらないな・・・・
あら?君が修一君?
あ・・・・はい!気がついたらこの世界にいて・・・・・食べるものも寝るところも。
事情はコリンに聞いたわよ。
ぜひ、家に泊まるといいわ。
ありがとうございます!!おばさん!!
あら、困ったことがあったら何でも言いなさい。
わかりました!!
ねぇ、修一!!今度から修一兄ちゃんって呼んでいい?
別にいいけど・・・・・・(兄弟がいなかったから別に悪い気はしないな)
ところで・・・・・
ところで?
この世界は大体どんな感じなんだ?
えーっとね・・・・・・
コリンは何か言いづらそうな顔をしていた。
ん?なんか言いづらいことでもあるんか?
別に・・・・・いろんなことを言っても驚かないって約束する?
もちろんだ!
この世界ハイドはね、地球と違って重力が二分の一なんだ。
二分の一?
そういうこと。
地球の俺が運動音痴でもこの世界では凄い身体能力になるってこと?
まぁね。
だから、さっきあんなに走っても疲れなかったのか!
そういうことになるね。
あとね・・・この世界は勢力にたくさん分かれているんだ。
例えば、僕たちは何にもしていないただの民衆。
けれど、お父さんは帝国軍に入ってるんだけどね。
このまえに徴兵令でね・・・・・・
徴兵令?
ここ最近、この国を支配しようとする悪の軍団・・・ザムドっていうんだけどね。
さっき僕が見せた念があったよね・・・・・
その力を使い世界を支配しようとするんだよ。
念の力が悪いことに使われるのか?
100年前にもその大きな戦争があったんだ。
今ね各地で帝国軍の参加の協力などを行っているところもあるんだ。
僕はまだ火の玉を出すぐらいかヒーリング(体力回復)くらいしか使えないけどね。
ヒーリングって怪我とかを治すやつ?
そうだよ。
僕ね他の念はほとんど使えないのに、ヒーリング能力だけは優れているんだ。
自分のいいところが一つでもあれば大切にするんだぞ。
まぁ、がんばるね。
ところで、俺にも念ってのを教えてくれないか?
別にいいけど・・・・その前にはまず兄ちゃんの中の魔力を見なきゃね。
え?
ついてきて!僕の先生の所に行くから。
第三話 夢の始まり ③ 終了
第四話に続く
第二話 夢の始まり ②
ここはどこだ?
ひょっとすると、俺がずっと夢見てた異世界・・・・・・?
お?見たこともないものがたくさんある・・・・・・
スゲーーーー
修一は走り出した。
なんか、すげー体が軽い・・・・
いつもは走ってもすぐばてるのに。
とりあえず人がいないかな?
そこの人!!危ないーーーーーーーー!!
火の玉が飛んできたー!!!!!!!
アブねーーーーーーーーー!!
修一は精一杯よけた。
こら、お前危ないだろ!!
すいません・・・・・・・
なんで、火の玉を出せるんだよ!!
え?
えっ?っていわれても・・・・・・
お兄ちゃん、念のことも知らないの?
念って?
あの、念動力のことか?
まぁ、そういうことだけど。
お前、そんなことできるのか!!
この世界の人に念が使えない人なんてほとんどいないよ。
生まれてきた子供、ボケた老人、小さいころ学校に通えなかった子供、
そのくらいだけ。
すげぇな!!
それより、名前はなんていうんだ?
そういうのは自分から名乗らないと。
おぉ、すまん!!(こんな小さい男の子に・・・・)
俺は千堂修一!!中学二年生!!よろしくな!
僕はコリン。よろしく。
ところで、この世界はどこなんだ?
この世界って?
ここだよ!!このセ・カ・イ!!
この世界はハイドって国だけど・・・・・
もしかして、別に世界から来たとか・・・・・
んなわけ・・・・・・・・・・・・・
そういうこと!!!!
俺はこの世界に来る前に思いっきり車にひかれたんだ。
そして、気がついたらこの世界にいたんだ。
もしかして、地球からきた?
そうだけど・・・・
この世界の人は地球のこととかよく知ってるよ。
え?何で?
この世界は地球にあって地球にないものなんだよ。
ずっと、夢ばかり信じてる人だけが行ける。
お兄ちゃんはその願いが強かったんだね。
地球にあって地球にないものって?
えーっとね。
この世界は地球と同じ位置にあるんだよ。
同じ位置って?
ある、強い衝撃波が起きた時にたまに、次元ホールが出現しこの世界にたどり着くみたいなんだけど・・・・・・・・・・
両親には何にも言わずに来てしまったから、どうしようか・・・・・
寝るところも食うものもないし。
それなら、僕の家に来る?
え?いいのか?
いいよ!!
ついてきて!!
なぁ、コリン?さっきの念っていうのどうやったら出せるんだ?
そのうち教えてあげるよ!!
絶対頼むぞ!!
わかってるって!!
修一はコリンの家に向かった・・・・・・・
地球の世界
修一 母 修一帰り遅いわねー・・・・・・・・
修一 父 そうだな・・・・・
こちら緊急ニュース。今日学校帰りに中学二年生の千堂修一君が車にひかれて、行方不明になっております!!
え?
今、修一っていったわよね・・・・・・・・・
きっと、帰ってくるよ!!修一は・・・・・
次の日から千堂修一捜査が始まった。
しかし、見つかるはずがないのがわかるのは異次元に行った修一にだけだった
「ドリーマー ~夢見る人~」 第一話 夢の始まり ①
キーンコーンカンコーン・・・・
起きてよ!修一!
ふぁぁぁぁぁぁ
また、俺の安眠を妨げたのはお前か・・・・
(こいつは俺との幼馴染の咲山鈴音(さきやますずね)。
まぁ、幼馴染だけあって仲は良く、俺の夢見がちな話まで馬鹿にせず聞いてくれる)
だって、修一って授業中寝てるじゃん。
そうだ!なんでお前は授業中寝てるんだ?
って、郡山(こおりやま)かよ。
(こいつは俺との友達で休憩時間は俺といつもいる)
なんで?修一って授業中寝てるの?
こんなもんは小さい頃に全部やったんだよ。
(そして、俺は千堂修一(せんどうしゅういち)。中学二年生だ。
自分でいうのは何だが、小さい頃に学業面でかなりの教育をされたために、成績は学年でも一番だ。運動面では中の下ほど・・・・・
俺は異世界の存在を今でも信じていて、夢にまで出るほどだ。)
今、授業ちゃんとやってないとそのうち全然分かんなくなっちゃうよ。
そうだぞ~修一・・・・
はいはいわかったよ。
おーいオタク
誰だ!!俺のこと今オタクっていったやつは?
おい!お前らか?いい加減に・・・・・・しろよーーーーーーーーーー
ははははーーーー修一がキレタ
逃げろーーーー
ハァハァ・・・・・二分で息切れ・・・・・・・・
何で、男子のあのグループ修一のことオタクっていうのかなぁ?
ただ、夢見がちってだけなのにな。
おい!郡山!お前も馬鹿に・・・・したか?
全然・・・・・
お前ってオタクとか言われるの嫌がるよな、結構
誰だって言われたらウザイだろ・・・・
ほら、修一も郡山君も帰ろうよ。
そうするか。
郡山、行くぞー
おう!今行くぞ。
ー帰り道ー
そしたらな、その国の氷の女王がな・・・・
また、始まったぜ・・・・千堂の夢話
でも、修一のお話って面白いわよね・・・・
俺は子供の頃からこんな夢ばかり見てるんだよ。
もし、学校の帰り道にネコが車にひかれそうなのを助けたらネコが恩返しに来たりとかだったらおもしろいろか・・・・おもわないか?
俺はおもわないな。
なんだよ、お前つまんねぇな・・・・
私は面白いと思うよ。絶対にね。
って、話してたらあんな所にネコが・・・・・
俺が助けてくる・・・・・
でも、危ないわよ・・・・・
車もビュンビュンきてるって・・・・・
危ない!!
(俺は気が付くとネコを助けに車道に出ていた。)
修一がひかれたーーーーー!!!
千堂・・・・・?
大丈夫ですか!!
運転手が車から出てきた。
って、どこにもいないだけど・・・・・
え?
千堂?
少年がいない・・・・・・
しかし、その車には修一の血が付いていた・・・・・・
あれ?ここはどこだ?
見たこともないものがいっぱいあるんだけど・・・・・・・
もしかして俺は死んだのか?確か・・・・車にひかれて・・・・
ここはあの、三途の川とかいうやつ?
ためしに頬をつねってみよ・・・・・・って痛たたたたたたた
現実だよ。
そうするとここは俺がずっと夢見てた別世界なのか?
なんだ?この花は?木は?植物は?
その光景は修一にとって・・・・・
いや、地球人にとって見たこともないものがたくさんあった。
第一話 夢の始まり ① 終了
②に続く
