先日、被災地の陸前高田市へ行って来ました。
3.11から二年が経った被災地。
陸前高田市の沿岸部は「なにもない」
本当にこの言葉しか出ませんでした。
なんとか残って、崩れかかった建物も解体が始まっていました。
テレビの画面越しでしか見た事のなかった場所。
想像を絶するものでした。
それから、色々なところを回りそこに住む方達と話したりしました。
その時に感じたのは
「俺たちが思っている以上に前を向いていて、なによりあたたかい
、この人達本当に被災したのか?」と思うくらい目がキラキラしていました。
仮市役所にも行き、忙しい中職員の方に当時の話や今の話をして頂きました。
その職員さんは旧市役所の屋根にしがみついて生き延びたひとり。
しかし、息子さんを亡くした被災者のひとりでした。
辛くて本当は思い出したくもない話に決まっています。
でも、僕たちに真剣に話してくれました。
家族を失ったが、前を向いて生きなければならない。
そして、支えてくれている世界、そして日本のみなさんには本当に感謝していると話してくれました。
現地へ来て、疑問に思ったのが「復興」という言葉。
TVや政治家の人は「復興」は進んでいるというが、実際に「なにもない」現地を見てこれは「復興」しているのかと思ってしまいました。
「復興」とはなにかと。「復興」はしているのかと職員の方に聞いて見ました。
「まだ復興とはいわない。私が思う復興したというのは、被災した方々みんなの心が癒えるまで。いくら建物が元どうりになろうが、ご飯が満足に食べられようが、心が癒えなければ復興とはいえない。」
と
そして、これから国、ボランティアにくる方達になにをして欲しいのか聞いてみました。
「なにかを欲しいとか、そういう事はいえない。
みんなにして欲しい事は
忘れないでほしい。
まだ私達は戦っている事を。
東北を忘れないで欲しい。
心の頭の片隅に「3.11」という出来事をなくさないで欲しい。
これが私達の願い。
そして、アーティスト、スポーツ選手の方に遊びに来てもらい歌やスポーツを子供達に教えてあげて欲しい。
一瞬でも子供達が辛かった事を忘れて思い切り笑って欲しいと。
僕たちひとりひとりが出来る事
それはやっぱり「忘れない事」
今も前を向いて生きる東北の方達の為にも、天国にいる方達の為にも
東北を想うことを忘れてはいけないと。
まだ復興への道は長いかもしれないけれど、みんなが想い、動けば変わる。
みんな姿形が違うだけの兄弟だから。
僕もこれから、伝えていきたいと思います。
実際に現地に行かなければわからないことだらけです。
時間がある方、是非現地へ行ってください。感じて下さい。
よろしくお願いします。
心の底からありがとうございました。
明日を生きたくても生きることが出来なかった誰かのためにも
今を生きましょう。
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