「母さん、何だか顔が丸くなったよね」
九州の実家から帰ってきた
私の顔を見てヤギ(主人)がつぶやきました
「フンっ!」
さて、前回からの続きです
では、私の場合は
どのようなパーソナルトレーニングを
受けているか?
少し詳しく説明したいと思います
私のトレーナーは「ねも」さんですが、パーソナルトレーニングを申し込んだのは、PD Cafeというパーキンソン患者を対象にストレッチや体幹トレーニング、有酸素運動などを指導している団体です
トレーニングメニューを作ってもらう前に
病状や気になる点
困っている日常生活動作などを
具体的にお知らせしました
側弯症の術前・術後の画像も提供し
固定範囲やどんな動作が出来ないかなども
お伝えしました
パーソナルチェック(初回)
初回は対面で姿勢や歩行、身体の傾きなど
パーソナルチェックを行います
私はこのパーソナルチェックで
初めてリアルねもさんに
お会いしましたが
YouTube動画のイメージ通り
柔らかい口調で癒しのオーラを放ち
まるで観音様のようでした
ねも観音
初回のパーソナルチェックでは
体の状態に合わせた
いくつかの運動が提案されます
そして自宅でも復習できるよう
動画とその解説をメールで送ってくれます
ジムで教えてもらったことでも
直ぐに忘れてしまう私にとって
これはとても有難いサービスでした
オンラインでのトレーニング
私は東京と九州の実家を行き来するため
通常はオンラインでトレーニング指導してもらい
数か月に1回、対面でチェックしてもらうような
プログラムにしてほしいと希望をお伝えしています
観音様、いや、ねもさんとの
オンライントレーニングは30分です
(1時間も選べます、対面の場合は1時間)
初回のメニューに新しい動きを足していき
強化したい個所や改善したい症状
などにアプローチしていきます
私の場合は
体幹やお尻の筋肉を鍛えられるよう
ドローイン、膝立ち、ランジ、
四つ這いバランス、横向きでの足上げなど
毎回、5-6つの動きを行います
トドはわたし…
ねもさんの説明を聞きながらお手本を見て
実際に動いてみます
そして正しい動きができているか
チェックしてもらいます
またその都度、気になる症状や困りごとなど
相談し、それを改善できるような
動きを提案してもらうとことも可能です
トレーナーに症状を伝える場合ですが、できるだけ分かりやすく具体的にお伝えすべきかと思います。
側弯症術後に多くの方が感じる身体の「違和感」、経験したことがなければ「?」の感覚です。
私は、例えば、「上半身が下半身に上手く乗っかっていない感覚、レゴブロックがカチッとハマっていない感じ」など、できるだけ分かりやすくお伝えするようにしています。
トレーニング終了後は振り返りとして
重点的に取り組むべき動きや
その解説、画像などが送られてきますので
次回のトレーニングまでに
自分で復習することができます
定期的なパーソナルチェック
私の場合
基本オンラインでのトレーニングですが
数か月に1回、直接会って
身体の状態をチェックしてもらいます
このようにオンラインや対面など
フレキシブルに
対応してもらえる点は大きな魅力です
申し込みについて
ねもさんは
パーキンソン病やパーキンソン症候群の
患者を対象として情報やトレーニングなどを
配信しているPD Cafeに所属していますので
ねもさんにトレーニングを申し込む場合は
PD Cafe経由で申し込むことになります
ねもさんのインスタ経由でも申し込みできます
(pandanemocoで検索)
ねもさんを指名することは可能ですが
必ずしもご希望に添えるとは限らない
そうですので、その点はご理解ください
ねもさん以外にも経験豊富な
トレーナーの方が複数名いますので
ご安心ください!
トレーニング費用をどう考えるか
パーソナルトレーニングは
グループレッスンに比べると
当然、費用が高くなるため
躊躇する方も多いと思います
トレーニング費用の考え方は人夫々ですが
私の場合はPDの薬代(1万円程度)を
トレーニング費用に充てることができました
以前ブログにも書いた通り
私はPD治療薬のメネシットとFP ODを
服用していましたが
FP薬の副作用で眠りが浅く悩んでいました
主治医に相談した結果
FPを一旦中止することになり
暫く様子を見ることになりました
(現在服用中止から1ヶ月以上経ちました)
服用中止後は確かに多少の疲れや
強張りはありましたが
熟睡できるようになりましたし
パーソナルトレーニングを始めた時期と
服用中止時期が一致していたため
踏ん張ることができました
もちろん今は症状が初期段階で
仕事や介護などからくる肉体的疲労がなく
疲れても横になれる環境があることが
大きいのですが
FPの薬代が浮いたお金を
トレーニング費用に充てることができました
また初期段階でなくとも
パーソナルトレーニングを行うことで
今の薬の量を少しでも長く維持することが
できるかもしれません
「飲まない薬」を増やして
「飲む薬」を抑える
(注:症状には個人差がありますので
減薬などは必ず医師に相談してください)
最後に私が毎晩実践している「ねもピラ」の
「首肩スッキリピラティス」を紹介しますね
私はiPadでお絵描きをするため
首、肩がバリバリになりますが
毎晩行うことで症状が軽減しました
皆さんの参考になれば幸いです