今週、側弯症の術後2年検診がありました

 

そして主治医の言葉にガッカリする

出来事がありました

(なので、話長くなります)

 

が、それは後でお伝えするとして…

 

病院では、いつものように

レントゲン撮影とEOS検査を行いました

 

その後、術後1年検診でも行った術後経過

に関するアンケート調査がありました

 

術後の痛みや精神状態

身体の動き、生活や仕事への影響

術後の外見に対する評価など

「3」を普通、または、どちらともいえない

として5段階評価で番号に〇をつけます

 

私の回答は全体的に「3」が多い回答でした

 

最後に

「以前と同じ身体の状態で、また同じ手術を

受けたいと思うか」の質問があり

これは「どうちらとも言えない」と

回答しました

 

以前のブログでも書いた通り

今の正直な気持は

手術をして良かったとも後悔しているとも

思わない」からです

 

午前中の早い時間だったせいか

さほど待つことなく診察の順番がきました

 

主治医に聞きたいことは

前の晩にメモしておきました

 

メインの質問は

 

① 3月下旬に腰部から「ポンッ」と

弾ける音がした

 

心配なので近所の総合病院で

レントゲンを撮ったが異常はなかった

今回の画像で本当に異常はないか

異常がないのなら音がするのは何が原因か?

 

② ロッドが折れたり、ボルトが外れると

それと分かるような酷い痛みがあるのか?

 

③ ロッドが折れる以外に

今後手術が必要になることもあるのか?

 

診察室に入ると主治医のデスクのPCには

撮影した私の画像が表示されており

デスクの上には先程回答した

私のアンケートが置いてありました

 

主治医の第一声はいつものように

「レントゲン画像はキレイで

どこも異常はありませんね。

身体の調子はいかがですか?」

 

そこで、用意した質問を

一つずつ聞いていきました

 

①「音」については

まれに関節が鳴る音がする場合がある

痛みもなく、骨もしっかり癒合して

レントゲン画像上は問題はないので

原因は分からないが

関節が鳴ったのではないか

 

②ロッドが折れると酷い痛みがあるので

直ぐに連絡して病院へくること

ボルトがゆるんだり、外れることはない

(何故、ボルトがゆるんだり、外れることがない

のかは分かりませんが…)

 

③ 老化により矯正していない部分の

骨が曲がることがある

元に戻ろうとする骨の力や老化により

固定していない(私の場合は胸椎6から上)

部分が曲がることがあるので注意すること

ただ、それは10年、20年先の可能性の

話なので、現段階で心配する必要はない

 

他にも聞きたいことはあったのですが

何だかこの日の主治医は少しイラッとして

いつもの早口がさらに早口になり

会話を続ける気になりませんでした

 

その後、主治医から現在私が服用している

薬や受診している病院に関する質問があり

パーキンソン病のことが話題にあがりました

 

「パーキンソン病については検査の結果

その疑いはないっていうことでしたよね」

とPCを見ながら主治医が言ったこのセリフに

私は一瞬、自分の耳を疑いました

 

側弯症手術後

足の震えや歩行障害が出た私は

精神状態が不安定になり

同じ病院の心療内科で

睡眠導入剤を処方してもらっていました

 

そして心療内科医の計らいで

念のため脳のMRI検査を受けていました

 

結果、MRIに異常はなくパーキンソン病など

他の病気の疑いもない…という結論になり

私の症状は術後の精神的不安定さが原因

だろうとの診断がその時はくだされました

 

しかし、その後も足の震えなどの

症状が続いたため

別の病院の脳神経内科で心筋シンチと

DATスキャンの検査を受けました

 

そしてDATスキャンの結果

初期のパーキンソン病の可能性が

高いと診断されたのです

 

足の震えや歩行障害については度々

整形外科の主治医にも相談していたので

脳神経内科での検査やその結果は

定期検診の都度

整形外科の主治医に報告していました


 

パーキンソン病の可能性が高いとの

診断が下ったことも

6か月検診の際に報告していました

 

その時、主治医は

「パーキンソン病は薬を服用すると

症状が軽減するから、診断が確定して

症状が楽になると良いですね」

とまで言ってくれたのです

 

また術後1年検診の際は

パーキンソン病の可能性が高いということで

現在神経内科を定期的に受診し

薬を服用していることを主治医に伝えた上で

筋肉の強張りや身体が後ろに引っ張られる

ような違和感が、術後の経過によるものか

パーキンソン病からくるものなのか

原因が分からないので

詳しい検査をして欲しいと訴えていました

 

でもその際、整形外科の主治医は

「増薬して症状が緩和されれば

パーキンソン病が原因で

緩和されなければ術後の経過によるもの

だけれど、レントゲン画像上は問題がない

ので詳しい検査をする必要はない」と検査を

することを拒んだのでした

 

私が主治医の言葉に失望したのは

過去に私とこういうやり取りをしたにも

関わらず、主治医の頭の中では

「私はパーキンソン病ではなかった」

という記憶のままで

 

主治医のPC上の記録でも

「パーキンソン病の疑いはない」

との記述で終わっていたことでした

 

私は整形外科の主治医に

専門外のパーキンソン病のことを

理解してほしいと

言っているわけではありません

 

また主治医に私の悩みを聞いてほしいとか

心に寄り添ってほしいとか

そういう事を期待しているわけでも

ありません

 

ただ、自分の患者と病歴に関して

やり取りをするのなら

正しい情報を知ってほしい

PCに病歴を記録するのであれば

正しい情報を記録していてほしい

ということです

 

正直、ガッカリしましたドクロ

整形外科医にとっては手術の結果が全てで

手術が終われば自分の任務は

終わってしまうのでしょうね

  

診察が終わってプリプリしている私を見て

 

Maxで不貞腐れる

 

ヤギが帰りにヨーカ堂でお饅頭を

買ってくれました

 

差し出された饅頭

 

 

好物のお饅頭を食べて

ちょっとだけ機嫌が直りました…

 

 

食べ物で胡麻化されるちょろいカッパ

 

1日に何十人と患者を診ている

人気の主治医にとって

一患者でしかない私とのやり取りは

この程度のものなのか…と

本当にガッカリしてしまった出来事でした

 

見えないところで悪態をつく

 

 

さて、今回の検診で撮影した

私のサイボーグな身体の画像を

お見せします

 

 

苦手な方はここでストップして下さい

 

 

 下矢印

 

 

下矢印

 

 

下矢印

 

 

下矢印

 

 

下矢印

 


 

 

ロッドとボルトで固定された身体

 相変わらず凄いてすねアセアセ


手術をお考えの方

背骨を固定するってこういうことです

参考になれば幸いです