憧れのグランドピアノを弾いてきました!
ヤギ(主人)のスタジオで
家で弾いているのはエレ(電子)ピアノだし
子供の頃に弾いていたのは
アップライトピアノだったので
実はまだグランドピアノというものを
一度も弾いたことがありませんでした
緊急事態宣言により
ヤギ(主人)のスタジオは現在
営業自粛中です
だから、スタジオを使うお客さんや
ピアノを弾きにくるお客さんもいません
そこで、今がチャンスだと思い
ヤギに「ピアノを弾きに行きたい」と
お願いしました
主人も暇にしていたので
「いいよ~」と一緒にスタジオへ
スタジオに到着し
楽譜を持ってグランドピアノが置いてある
Aスタに入りました
グランドピアノの前に座り鍵盤に触ると
軽いタッチのエレピアノとは異なり
その鍵盤は思いのほか重く感じられ
指が滑らかに動きません
ピアノを弾くに値する腕前を持つ者だけが
鍵盤に触ることを許される
そんな威厳をグランドピアノは
放っていました
でも、グランドピアノの音は重厚で
弾いていくうちに
私の下手な演奏も不思議と
それらしく聞こえます
何だかピアニストになった気分です
すると突然ヤギがAスタに入ってきて
言いました
「母さん、便所のスリッパそのまま履いて
スタジオに入っているよ」
「あっ」と叫んで、自分の足元を見ると
さっきトイレに入って履き替えた
トイレ用のスリッパが…
「この前来た小学3年生の子供が
やっぱりトイレのスリッパそのまま履いて
スタジオに入っていたけど
母さん、小学生と同じレベルだねぇ」
「すみませんねぇ」と言いながら
トイレ用スリッパをスタジオ用スリッパに
履き替えて、その後1時間
パッヘルベルの「カノン」
Official髭男の「Pretender」を
グランドピアノで練習しました
でも、まだまだグランドピアノを弾くような
腕前ではありません
もっと練習して
重厚なピアノを弾くに値する腕前になったら
またグランドピアノを弾きに来ようと
心に誓ったのでした