ポーセラーツとは・・・
転写紙や上絵の具、装飾技法を使い
自宅でも自由に磁器絵付けが楽しめる実用性の高いクラフトです。
基本技術を学び、好みの技法の組み合わせによりオリジナルの世界を
無限に表現することができます。
porcelain(磁器)と、art(芸術)を組み合わせた造語で
株式会社日本ヴォーグ社の商標登録です。
時々TVでも「人気の習い事」として
紹介されることもあり広まってきている
ポーセラーツですがご存知ない方も
まだまだたくさんいらっしゃいます。
イベントに出店すると
初めてポーセラーツ作品をご覧になった方から
「手描きなんでしょ?」と
聞かれることが本当に多くて。
そういう時には
「あぁ、まだまだご存知ない方も
たくさんいらっしゃるんだな〜」と
実感する時。
手描き=難しそう
ってどうしても思ってしまいますよね^^;
実は私、、、
絵がまっっっ・・たく描けません!(笑)
そんな私でも
転写紙を貼るだけで
自分だけのとーっても可愛い食器や
雑貨を作ることができています♡
とは言え私はこれでも
ポーセラーツの先生なので
私がいくら
「簡単なんですよ♡」と言っても
あんまり説得力がないですよね^^;
そこで今日は
ポーセラーツに必要な材料
基本的な手順について
ご紹介していきたいと思います♡
ポーセラーツに使う主な材料は2種類♪
白磁
はくじ
無色の釉薬をかけた白い磁器の総称
転写紙や上絵の具のノリが良く、発色がキレイ
定番のマグカップや
お皿も丸や四角色々な形があります^^
この他にも
カップ&ソーサー・ペンスタンド・ティッシュボックス
ボールペン・お重・しゃもじスタンド・小物入れ
アルコール&ソープディスペンサー・キャンドルホルダーetc・・
たくさんの白磁をご用意しております♡
普段使いの食器から
お正月や誕生日など特別な日のための器
日用雑貨まで幅広くお作りいただけます♪
転写紙
てんしゃし
シール感覚で白磁に貼り付け、電気炉で焼成し仕上げることで
実際に食器や雑貨として使うことができるようになる
転写紙も白磁同様、様々な種類があります!
本当〜にたくさんの種類があるので
きっとお気に入りを見つけていただけるのでは^^
焼く前と後で、かなり色の変化がある転写紙もあったりして
その色の変化もすごく楽しみでもあります♪
私が可愛いものやキレイなものが好きなので
そういう系が多めです♡
好みが合う方にお越しいただけたら嬉しいです^^
先生によってどんな転写紙をご用意されているか全然違うと思うので
日頃からサロンのSNSなどをチェックして
ご自身と合いそうな先生のところに行かれると
好みの転写紙が見つかるのではないかなと思います♡
そういったところもふまえると
先生の作風はサロン選びの一つの基準にもなりますよね。
ポーセラーツにあると便利な道具
①はさみ
②ワイプアウトツール
③スキージー
④アートナイフ
⑤カッター
⑥ピンセット
ポーセラーツの作り方
①
貼りたいモチーフをはさみで切り取ります。
見本はお花の転写紙ですが、お花の形そのままに
キレイに切り取ってください!
・・なんてすごく大変ですよね^^;
大まかで大丈夫です♡
②
切り取ったモチーフをお水を入れた容器に入れます。
特別な液体などは加えていません^^
ただのお水です〜。
しばらく経つと、台紙から転写紙の柄の部分だけが
スルスルっと動いて取れるようになります。
転写紙の柄の部分は薄いフィルム状になっているので
強く引っ張ったりすると穴が開いたり、破れたり
伸びたりしてしまうので優しく扱ってくださいね♡
③
転写紙を台紙ごとお水から引き揚げ
貼りたい場所まで持っていきます。
場所が決まったら、スライドさせてお皿に乗せていきます。
この時
「決めたらもう動かせない・・」と心配される方が多いのですが
濡れている状態ならこの後もいくらでも移動できます!
なのであまり緊張せずに作業してくださいね^^
④
場所が決まったら固定していきます。
ティッシュなどで
軽く抑えて水気を取ります。
その後、専用のツールを使って
転写紙の下に残っている
水と空気をしっかり抜いて
密着させていきます♪
先程あると便利な道具の中でもご紹介した
ワイプアウトツールとスキージー
こちらで水と空気をしっかり抜いていきます。
細かい部分や小さな転写紙の時には
ワイプアウトツールで。
広い面や大きな転写紙の時には
スキージーで。
使い分けて使用します^^
⑤お皿全体にデザインできました♡
ここで完成!と言いたいところですが・・
この後、電気炉で800度もの高温で
焼き付けて仕上げます。
これを【焼成:しょうせい】と言います。
焼成が終わると、実際に食器や雑貨として
お使いいただけるようになります^^
ちなみにこちらが
私の相棒の電気炉【彩火】です♪
小型冷蔵庫くらいの大きさがあって
作品によって温度を変えたりして
焼成していきます。
最高温度800度〜40度以下に温度が下がるまで
だいたい約1日。
温度が下がりきって
ドアを開ける瞬間が毎回の楽しみなんです♡
ポーセラーツに必要な材料
基本的な手順について
ご紹介させていただきましたが
いかがでしたか?^^
もちろん、高度な技術はこれ以上にも
たくさんあってそれを取り入れることで
更に完成度の高い作品作りをしていただくこともできますが
基本的には、転写紙を切って貼っての繰り返し♪
危ない道具もほとんど使わないので
幼稚園年少さんくらいのお子さんから
お楽しみいただけるクラフトです^^
体験レッスンにお越しくださる方の多くが
揃って「不器用なんです。。」と仰います。
本当にそう仰る方が多いです^^;
でも私が見ている限り
皆さん全然そんなことないです。
「不器用なんです・・」と
不安な表情をされながら作り始めていた方も
完成が近づくにつれ
「可愛い!」
「可愛いですよね?!」
と自画自賛が始まります^^
「楽しんでもらえた良かった!」と
私が嬉しい瞬間でもあります♡
作業中、どうしても苦手・・で
できないところがあればもちろんお手伝いしますし
安心してお越しいただければと思います。
▼初めてさんでも安心♡体験レッスン詳細はこちら
『ポーセラーツサロン アトリエシュエットへは、
相模原市内全域、神奈川県(大和・海老名・横浜・川崎)
東京都(町田・八王子・日野・府中・国立)埼玉県・千葉県・栃木県などからもお越しいただいています』