家庭内暴力ってどの位のもの? | 占い師・いずみ〈海浜幕張〉〈船橋〉〈千葉 〉〈 都内〉〈 出張もOK〉〈遠方の方は電話も承ります 〉

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源氏物語が大好きな占い師です
女人の嫉妬渦巻く物語の中で
光源氏や周りの人の癒しに徹した花散里(はなちるさと)
数奇な人生の経験する中で、
花散里のように
皆様のお心を少しでも癒すことが出来たらと
占い師になりました♡

ちょっと凄いので
気の弱い方は読まないでね

親や親の連れ合いからの暴力のニュース
夫婦間のDVなども
いつまで経っても無くなりません
でもニュースを聴いても
新聞読んでもピンときませんよね?

だからある実例を書きます

この男性は外面が良く
「優しくて働き者」って呼ばれてました

優しい→
気が弱くて言いたいことを相手に言えない

だからどこかにはけ口が必要でした

だから酒の力を借りて
強い口調で妻を怒鳴ってみました

すると、怒鳴り声に怯えた妻が
自分を腫れ物に触るような態度を取るように

気持ちよかった
自分よりも弱いものが自分にへつらうんだもん

でも良いが冷めると
また気の弱い男に逆戻り

シラフの時には妻も少しは口答えをします
シラフの男は妻に言い返せません

でも心の中ではムカついてます
だから酒を飲むとその話を蒸し返して
妻を怒鳴り暴力をふるいます

すると妻はシラフの男にも気を使いだします

そんな二人に子供が出来ました

その子供はまだ幼い一歳くらいからの
記憶が今も残っています
殆どが父親が暴れているところと
泣き叫び逃げ惑う母の姿

年子の弟と
夜になると枕元に靴を置いて
暴れだすと靴を履いて
玄関ではなく窓から外に逃げます

だって男は大工

ゲンノウ(とんかち)で
五寸釘を数回で打ち付ける力があり

少しでも気に入らないことがあると
その分厚い手のひらで
子供達の顔をぶっ叩くのです

平手打ちなんてもんじゃなく
叩かれると小さな体ごとぶっ飛ぶのです

酔っぱらいの男には
限度などなく理性も消えて
打ちどころが悪ければ死にます

子供が悪いことをしたわけではありません

昼間、仕事場で腹が立ったことがあり
そのはけ口に妻子を痛めつけるのです

妻は子供を守るということはしません
自分を守ることに精一杯なのですから

でも子供達は違います
そんな母親でも大好きなんです

だから男が妻に暴力を振るいだすと
捨て身で父親に飛びかかって止めたこともあります

男はテーブルの上のあらゆるものを投げます

硬い分厚い湯呑が妻の眉間に当たったこともありました

包丁を持ち出して暴れたこともありました

大声で暴れるのですが
田舎で隣の家と離れているので
声は聞こえてもこんな事が起きているなんて
近隣の人は知らないのかもしれません

男は大工なのに
暴れては家の中を破壊します

襖は破れ
ガラス戸は割れて
障子のさんは折れてボキボキです

ある時
その尖った折れ先が男の手首あたりに
刺さってしまいました

酒を飲んでいるので
見る見るうちに血が噴き出して
家の中は血の海に

妻は近所に助けを求めて
父を連れて病院に行きました

もちろん夜です

家には8歳の女の子と7歳の弟だけが
残されました

家の四畳半は血だらけ
鉄サビのような匂いが充満しています

二人は泣くこともなく
女の子がタオルを水につけて絞り
弟に『お母さん達が戻ってくる前にきれいにしよう』と命令

二人で一心不乱に血だらけの畳を拭きました

テーブルを片付けました
洗い物もしました

こんな事が日常茶飯事だったのです

その頃二人が一番恐れていたのは
母親が居なくなってしまうかもということ

母親は昼間男のいない時に
子供達に愚痴を言い続けて
「ある日お前たちが学校から帰ってきたら、母さんは居なくなっているかもしれないよ」
といつも言っていました


女の子は小学校の帰り道はいつも
「今日帰ったらお母さんはいるかな?」
と心配でたまらなかったのです

だからいつも泣きながら家に帰っていきました

妻は子供にこんなことも言いました
「お父さん、死んでくれないかな?」
「そうしたら幸せに暮らせるのに」と

何度も何度も言いました

そんな時、
お母さんにまた赤ちゃんが出来ました

お腹が大きくなった時に
男が妻に殴りかかった事があって
その時も女の子は決死の覚悟で
男に掴みかかって母を助けました

吹き飛ばされても
吹き飛ばされても
父親に向かっていきました

弟は怯えていました

女の子はお母さんが大好きでした
弟も守りたかった

だから
父親を殺せば家族が幸せになるのだと考えました

田舎でなんの情報もない昔の事です

彼女には家族を守る方法が
それしか思いつかなかったのです

だって彼女が生まれてから
穏やかな日常は一日たりともなく
どんなに暴力を振るわれても
誰も助けてくれないのですから

自分がやるしかないと思ったのです

自分が刑務所に入ればいいことだと
自分を犠牲にする事を考えました


彼女には未来に夢を描くことなんて出来なかったから

この生活から逃れられるなんてこと
考えられなかったから

だってたった12歳位のことですもの

でも怖くて実行できませんでした

男が寝ている時にどうやったら
確実に実行出来るかもわからなかったんです


そんな彼女にも思春期が訪れ
色んな知識が身について来ました

母親が離婚すればいいんだという事に気付きました

そして母親に頼みました

母は首を立てに振りません

その時女の子は気づいたのです

悪いのは父親だけではなく
共依存している母親もだと

そして13歳の時に決意しました

18歳になったら家を捨てると