2017年5月中旬が最初の手術。

金曜日に入院手続きをして、月曜日の早朝からの手術ということでした。

両胸に癌があることと、左胸の皮膚温存乳房切除術→エキスパンダー挿入に少し時間がかかるので

手術にかかる時間は8~10時間とのこと。

私は全身麻酔が効いてくれば目が覚めるまで時間の感覚はありませんが、待っていてくれた夫と姉にはさぞかし長く感じただろうと思います。

途中、主治医に呼ばれて手術で摘出した乳房を見せられて夫は絶句したそうです。しばらく食欲が無かったと言っていました。

確か、名前を呼ばれたのだと思います。目を開けると手術は終わっていて、看護師さん達が慌ただしくチューブなどを整理して私をベッドに移してくれていました。たくさんのチューブが体につながっていて、これから丸一日絶対に動いてはいけないと言われました。足には血流を促すための空気で膨らんだり萎んだりする器具がつけられて、自力での寝返りは禁止でした。

手術が終わったのが夜でしたのですぐに就寝時間になりましたが、夜中何度も看護師さんが様子を見に来てくださり、少しだけ体をずらして背中をさすってくれたりしてくださいました。

本当に天使に見えました。

翌日の夕方、やっとお許しが出て足の器具をはずして座ってみることになりました。看護師さんにそーっと起こしてもらい座ってみると、グワーン!と胸から背中にかけて激痛が走り、座っていることができなくなりました。少し横になってから再度ゆっくり起こしてもらうと今度はそれほど激しい痛みはなく、そろそろと歩くこともできました。

痛み止めを点滴しているので、顕著な痛みはほとんどありませんでしたが、体中に焦燥感があり、とにかく触られたくないという感じでした。手術の傷は怖くて見ることができませんでした。