あの瞬間が忘れられなかった・・・
いや・・・忘れたくなかった・・・
あの人の存在が大きすぎて・・・
他の人なんて見えてなかった
今までそんなことなかったのに
なぜか今は~
~~~~~愁という存在~~~~~~
あぁ~なんかあの男むしゃくしゃする!
けど話すと楽しいやつだな・・・
でも会いたくないな~
女共が・・・なんで女というのはこんなに嫉妬深いんだぁ~めんどくさい!
あたしが女じゃないのかな?
いや!あたしはれっきとした女だ!
うん。
お!愁だ!会いたくないな~。
ん?誰かといる。
女か・・・ん?ん?ん?
なんだあれは!
あたしが見たものは愁と女だけぢゃなく
二人の手を見た。
手を繋いでいる・・・
その時あたしの中の何かが動き出した
ドクンーーーー・・
なんだろうこの気持ち・・・
すごく苦しい。
どうしたんだろう。どこか悪いのかな・・・
でも普通の苦しいぢゃない。
立ってられない。
どうして。どうしたのあたし・・・。
「おっはよ~♪」
後ろから朋ちゃんが背中をたたいた。
我に返った。
「あ、朋ちゃんおはよう。」
「どうしたの?」
朋ちゃんがあたしの顔をのぞきこんだ。
「え?何が??」
「なんか元気ないね。」
「そうかな?普通だぞ。」
あたしは朋ちゃんにいつもどおりにして見せる。
正直すごく辛い。
一気に疲れが増した。
そしてあたしは朝、朋ちゃんと歩きながら登校したが一言も話さなかった。
朋ちゃんが1人で話していたみたいなもんだった。
「真奈?聞いてる?」
「ん?ああ。ごめん。」
「大丈夫?具合悪かったら言ってね?無理しないでよ!」
「ん。ああ。ありがとう。」
あたしは笑顔で朋ちゃんに返事を返した。
朋ちゃんはにっこり笑ってくれた。
癒しになる。朋ちゃんがうらやましい。
そして結局沈黙したまま学校についた。
あたしはため息をしながら机にへばりついた。
「はぁ~。」
思いっきり大きいため息をついた。
みんなが一斉にこっちを見た。
「だあああああああああ!もう!何あいつ!キモイ!死ねく!糞が!もう~。」
大きな声で暴言を吐いた。
「どうした~真奈何荒れてるんだ~今日は先生褒めてやろうと思ったのに。」
「うっさい!黙れ糞教師が!」
あたしはつい思ってもいないことを先生に言ってしまった。
「ほ~お前いい根性してるな~昨日は遅刻、今日は先生に暴言。」
「あ!いや!これは違うんです!先生に言王としてたんぢゃなくて!違うやつに言おうとしてた言葉で!」
「だが最後の言葉は糞教師だから結局私に言ったのじゃないか。」
あぁ~イライラする。
「すいませーん。」
「あとで職員室こい。いいな。」
「はいはい。」
そして授業が終わった。
職員室かぁ~。最悪。
はぁ~。
と、しぶしぶ職員室に向かう。
あたしはすぐ下を向くのが癖だ。
しぶしぶ歩く。
その時だったー・・・
どんっ!
また人に当たった。
少しあたしは期待した。でも予想はずれた。
「いってーな気をつけて歩けよ!」
ぶちっ
はぁ?意味わからんし。
あたしの中のなにかがきれた。
「あんたさぁー人のこと言えないよ?あんたも前見て歩いたらいいでしょ?
何偉そうに言っちゃってんの?意味わかんないし。何様のつもり?」
男がきれたようかあたしに近づいてきた。
あたしは睨んだ。
「なんだその目は。喧嘩売ってんのか?」
「喧嘩売った覚えないけど?」
「その目が売ってるんだろーが!」
「意味わかんないし。元からこういう目ですけど?何か問題でも?」
「糞女なめやがって!女だからって手加減はしねぇぞ?」
「はぁ?あんた調子こいてんぢゃねーよ!女だからって手加減されても困るし。」
男はあたしにもう一歩近づいてきた。
「うちは糞女ですけど何か?糞男!」
その時男が手をだしてきた。
あたしは男の手をつかんだ。
「あんたすぐ手でるんだね?弱いね。すぐ手をだす男なんて最低。」
あたしは男を挑発した。
男は力が強くなった。
そして手を下げた。
「最初からそんなことしなきゃいいでしょ?あんたも反省しな。」
その時男がまた殴りかかってきた。
ーーーやられるっー・・
一瞬そう思った。
ぱしっ
もう殴られてるはずなのに殴られてない。
あたしは少し着たいをした。
それも予想はずれ。
「喧嘩はこんなところですると見苦しいですよ?」
あたしはその瞬間朝の光景を思い出してしまった。
あの手はなんだたんだろう・・・
そう考えた。
「大丈夫ですか?」
あたしはそいつを思いっきり睨んだ。
「・・・っざけんな」
「え?」
「ふざけんな!どいつもこいつもうっとしいんだよ。あたしは今ストレス溜まってんの!わかる?
そういうの迷惑あたしはさっきのなんか止められたし!うざい!」
あたしは思いっきり叫んだ。
ほんとはそんなことひとつも思ってなかった。
”ありがとう”
それだけでよかったのに。
またここであたしは人生の的がはずれたのだ。
なんでこうなんだろう。
あたしはずっとそう思ってた。
「あらら~はっきり言われましたね。失礼。」
その男は逆ギレしたあたしに謝ってくれた。
その男は何も悪いことしていないのに。
あたしがお礼言わなきゃいけないのに
謝るのはあたしの方なのに・・・
言えなかった。
結局先生のところにはいかなかった。
今日の授業は全部違うことで頭がいっぱいだった。
あの時なんであたしを助けてくれなかったの?
あなたは誰といたの?
あたしにはあなたの横にいれる権利なんてないの?
あなたの横にいたい。
あなたを独り占めにしたい。
すごくすごく胸が締め付けられる。
あなたのことを思うと辛い。
立ってられない。
ねぇあたしに手を差し伸べて?
あたしに手を差し伸べるのはいったい誰なの?
あなたぢゃないの?
あたしを助けてよ。あなたの存在がすごく遠いよ。
ねぇ手を差し伸べてあたしをここから出して。


