精神科の翌日はトラの東大の通院日でした。 
造影CTを撮ってもらいたいこと、低体温と心拍数の低下を伝えてその他、問診。
そうしたら、主治医の先生がなんと無麻酔でMRIを撮ってくれることになりました。
撮影は一回しか撮れなかったものの、てんかん発作は脳腫瘍でないことが分かりました。

そして、先生からトラの余命宣告を受けました。
年内にどうこうなることはないだろうけど、その先は難しいとのこと。
せめて年越しまでは一緒にいたいと思ってたので、それが保障されて安心した一方で、遅くても春先くらいにはお迎えが来てしまうのかと淋しくなりました。
先生も迷った末にでの余命宣告でした。
あとは残された時間を一生懸命、世話をしてやるしかありません。
てんかん発作が脳腫瘍でないことがわかった以上、忙しく少し遠い東大でお世話になることは出来ません。すごく私に親身になってくれた先生ともこれでお別れです。

一服しにいったら花を咲かせてる木もありました。早稲田なんかは古い建物を片っ端から壊していますが、東大は古い建物が多く、この雰囲気は好きでした。

翌日に東大では血液検査をしなかったので、検査しました。そうしたら、一か月の間に悪化傾向が見られました。東大の先生の話の信憑性が高まりました。
CRE3.5→4.8
BUN83.4→113.9
NHK.アンモニア164
CA12.1
IP11.8.→13.0
Kカリウム3.7→4.7
HTヘマトクリット値14→24%
WBC白血球数6.0→30.0

貧血の数値は改善されましたが、あとは悪化ばかりです。とりあえずアンモニアを下げる薬が追加になりました。後はネフガードを倍量。最後の尿毒症の症状は和らげてあげたいものです。



最後にお世話なった先生の恩返しとして、いま行われている治験の紹介をします。拡散希望です。


先生はとても優秀かつ信頼のおける獣医です。
特にBUNが100を超えている子には効果が顕著に見られます。
自己負担は3000円ちょっとで毎月フルの血液検査と特殊な尿検査が受けられます。
行って損のない治験です。トラには副作用もありませんでした。
腎不全を抱えている猫や犬さん、ぜひ参加して下さい。
よろしくお願いします。

*追記・いま待ち望まれているAIMという薬がありますがトラは間に合わなかったです。早くても七ヶ月後に治験が開始になるそうです。
いまなら東大の治験を受け、さらにAIMの治験も受けられる事になります。躊躇っている方は是非。



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