トラ、生まれて初めての癲癇発作を起こしたので記録します

10月4日13時30〜35分の間
やけに足の音がするなぁと見に行くと癲癇発作の真っ最中でした。
後ろ足は大丈夫なものの前足をまるで泳いでいるみたいに激しく痙攣させていました。
発作が治まったのは長くて数分のことだったと思います。
けろりとしたトラを立たせてみると、後ろ足が完全に麻痺して脱力している状態でした。

これはあかん、と支度してすぐにかかりつけ医の元へ。けれども今日が休診日であることを失念しておりました。
あと頼れるのは東大しかないので、タクシー捕まえて速攻行く事に。無駄足になるかもしれないと、覚悟して東大の受け付けに電話。
来るのなら先に電話してから来て下さいと叱られるものの、渋々先生と連絡を取ってくれることに。
16時頃からしか捕まらないかもしれないとの事でしたが幸い先生が在宅中、すんなりと診察に入ることができました。

まずは徹底した問診から。癲癇発作なんていままで無かった筈だけど、答えいるうちに、
生後7ヶ月か8ヶ月の時に右前足だけビッコをしていたことがあるのを思い出す。
特に骨折している様子もないので、様子を見ているうちに症状はおさまっていた。

採血と尿検査をする。
検査の結果が出揃ってから主治医から説明。
とにかく落ち着いて下さい、と言われる。
落ち着いているつもりだったけど、そうは見えなかったのかな…

まず、血液と尿の検査の結果を見て尿毒症になっているというのは考えにくい、と。
癌にかかっていても数値が動いていないので、他臓器の癌は考えにくい。
他の可能性として今考えられるのは、脳腫瘍からくる発作。あるいは老化による発作の二つが考えられると。現段階で確立は半々といったところ。

脳のCTかMRIを撮るにしても、CTの造影剤が腎不全を一気に悪化させる可能性もあると。
MRIは全身麻酔をしなければならないので、二度と目覚めないという覚悟でしなければならない。
いずれのリスクを侵すとしても病期が進んでからではないと意味がないので、次の発作を待ってからでも遅くはないとの事で、CT等は見送りました。
と言ったところの見解でした。

腎不全による貧血が進んでいたので、近いうちに輸血のお世話になりそうです。

コタが尿毒症の発作を起こした時、一回目は乗り越えたものの、二回目の発作で遂に力尽きたのを見ているので、次の発作が乗り越えられるかはもう天に祈るしかない状態。
その発作もいつ来るのか、全くわからない。


そういう経緯でひとまずは安心していいとの事で、ほっとして泣きそうになった。
もうあまりに突然だったので、見ているこっちの心臓が止まるかと思った…


にほんブログ村 猫ブログへ
にほんブログ村