元キマグレンのクレイ勇輝が率いるバンドに、シンガーソングライターのYUIとして活動していた(現在FLOWER FLOWER)yuiも加わった
クレイユーキーズ with yuiが約一年ぶりに、歴史ある京都即成院で無料配信ワンマンライブを行いました。
9/12に配信と同時にリアルタイムで、モデルで活躍中の鈴木友菜がナビゲーターとしてクレイ勇輝と進行を務めた。
僕もリアルタイムで配信を観ていたので、そのライブのレポートを書いていきたいと思います。
クレイ勇輝と鈴木友菜の対談から始まり、画面が切り替わるとまったりしたOPから舞台である即成院の扉が開かれ浴衣姿のメンバーが続々と登場。
まずは1曲目と観ている人たちだけが特別に聴けると言う
この後出す予定もない特別な曲「SUMMER IN KYOTO」を披露した。
yuiがソロパートを歌い出し、いきなり会場の空気をギュッと引き締める。その歌声をDISH//で活動中の橘柊生のピアノの音色が優しく包み込んだ。
前奏で京都にやってきたメンバーたちの映像が流れる。画面越しでもこの場所に一緒にやってきたと、実感させてくれるような気持ちになれた。
この1年ずっと会いたかったから、限られた時の中巡り合って、君の心離さないから
いつ終わるか分からないコロナ渦の中、僕たちはどれだけの我慢を虐げられてきたのだろう。
その憤りをどこにぶつけていいのかも分からずに、ただ生きては一日一日を過ごしてきた。
本当は誰もが今まで通り好きに外に出て、好きな事をしていたいと思う。
そんな心情に寄り添ってくれて、音楽は味方してくれていると感じさせてくれる
優しくて1曲目に相応しい曲をしっとりと歌い上げた。
ゆったりとした雰囲気から一気に夏にタイムトリップした気持ちになれる「LIFE」
アップテンポなリズムの波に乗るかのように、思わず飛び上がりながら口ずさんでしまう。大好きだった夏フェスを思い出させてくれた。
まだまだ行くよと続けて「SOS」で口火を切らせた。
3曲終わらせてOAUのMARTINが英語で観ている人にメッセージを伝えた。
まだライブに行きたいけど、行けない人に聴いて欲しいと「世界から音が消えた日」、「EKABO」を立て続けに歌い上げた。
クレイ勇輝が語り口調で歌っていく言葉が、絵日記のように頭の中で映像化されていくような曲たちだ。
YUIの曲をいつもと違った感じにアレンジしたと「ROLLING STAR」で高揚感を高めていく。
クレイ勇輝に曲名を振られてへへっと笑う少年のようなyuiを見て、ファンは嬉しさが込み上げてくるのではないだろうか。
何せこの曲はYUI名義で2007年にリリースされている楽曲だからだ。僕も中学生だった。あの頃から今でも変わらず好きでいれて良かったと心底思えた。
MARTINのヴァイオリンの音色が、今までにないYUIのRolling starを魅せていてくれて素晴らしかった。
第1部が終わり再び、クレイ勇輝と鈴木友菜の対談でメンバーの紹介をした。
アベンジャーズ的なバンドと言われるほどに、各々に能力のあるメンバーが集まったバンドである。
何度もクレイユーキーズのライブで、所属しているアーティストの楽曲をカバーしていたのを聴いたが
個人的にAquaTimezの曲もいつか聴いてみたいところである。
第2部が始まり「サヨナラSAY GOODBYE」で静寂な空気が流れた。
大抵の事が思い出になっていく。大抵の人とはお別れしなくちゃいけない。そんな儚い気持ちを言葉1つ1つに紡いでいく。
「サヨナラSAY GOODBYE 今でも変わらず、キミをずっと愛している」
終わりを知っているからこそ、今を大事にしたいと感じさせてくれた。
夏にピッタリな曲「海に行こうか」では、まるで目の前に海が広がっているような気がした。
僕も海のある町で生まれて、潮の香りがほんのりする場所が地元だから思い浮かべては懐かしい気持ちになれた。
先ほどとは打って変わって、夏の終わりを染み染みと思い返すように「夏が終わる」を歌った。
間奏中もクレイ勇輝が主催で、毎年開催していたOTODAMAのライブ光景が流れた。
またいつかみんなが笑ったり、泣いたりする夏が戻ってきて欲しいな。
中盤戦も終わりに差し掛かり軽快に踊りながら新曲「MALIBU COKE」を初披露し、YUI名義で2010年にリリースされた楽曲「SUMMER SONG」で第2部を締めた。
高校生の頃はよく夜更しをしていたので、眠たい目を擦りながら目覚ましテレビで、YUI新曲SUMMER SONGと紹介されて喜んでた日が懐かしい。
大好きな音楽にはたくさんの思い出がしまってあるね。それが音楽のいい所であり、大好きな所だ。
最後の3部に行く前にクレイ勇輝と鈴木友菜の音楽の好きなところの話で、鈴木友菜の歌詞をちゃんと理解しないと聴けないってのに共感した。
僕もメロコアとかも好きだったりするのだが、そこに言葉がある限り
歌い手の作った時の気持ちだったり、伝えたい想いを理解しないと音を楽しめなかったりする。
こういう歌い手の気持ちを対談で聞けて良かった。
曲で季節を思い出したり、季節で曲を思い出したり
昔の自分の人生の一瞬を切り取った写真を見て思い出したり
本当に音楽って偉大で不思議な力があるなと思う。
第3部ではカバー曲である「贖罪」をピアノだけで演奏し、唯一無二の天使の琴声と謳われてきたyuiが歌い上げた。
人なら誰もが経験してきたであろう数々の罪を、数えるように歌っていく。
大切に想ってくれているからこその言葉や、行動があったりするものだ。
それを悪意だけ拾ってしまった過去を思い出しては、涙が止まらなくなった。
罪をちゃんと理解して、今日も少しずつ生きていこうと強いメッセージが心に残った。
続けて「たとえば僕が死んだら」のカバー曲も披露した。クレイ勇輝の歌声がそっと風が吹くように、静かに心に染み渡った。
会場のyuiも目を潤々させていたほどに優しい空気が流れていた。
そんな中、大切な人に最後別れを言えずにもう会えなくなってしまった場合
天国に想いを届けられるポストがあったらとキマグレンが2009年にリリースした曲「天国の郵便ポスト」披露。
クレイ勇輝の実体験でおじいちゃんと最後にお別れを出来なかった時に、思った事を歌にしたみたいだ。
それを聞いて自分自身の体験と似ていて、思わず声が溢れてしまった。
僕も人生で一番に愛してくれて、大切だった人がおじいちゃんでした。
病気がわかってからも長生きしてくれていたんだけどね、最後も毎週仕事が終われば県を跨いで帰省していた。
それでも足りなかったんだ。大切な人との時間はずっとあって欲しいものだと思うね。
きっと自分が生きているこの時間と、自分以外が生きている時間は平等に流れているんだけどね
想っていてくれている人は会えていない時間が物凄く長く感じて、会えている時間があっという間なんだと思う。
「今度会う日には頑張ったねって言ってください」
大好きな人にそう言ってもらいたいから生きているんだ
「君へ いつも見守ってるよ。雲の上から君を、今もこの先も。
元気にしているよ。
突然いなくなってごめんね。
本当に、本当によく頑張ったね。
いつかまた逢えるのを
楽しみにさせて。」
最後は手紙の返事のように、優しく囁くように歌い上げた。
そう想ってくれている事を信じたくなりますね。
そして加藤登時子さんの「時には昔の話を」のカバー曲を
yuiの渾身のバラード曲なんじゃないかって思うくらいに、自分の色に変えて歌い上げると
ラストスパートは誰もが知っている「カントリーロード」を陽気な音楽隊のように奏で響かせた。
個人的に中学1年生の時の、合唱コンクールで歌った曲だっていつも思い出すなぁ
すでに2回演奏しているYUI名義の曲だが、終盤の締めで「CHE.R.RY」で甘酸っぱい青春時代を呼び起こす。
これまで色んなアレンジのを聴いてきたわけだが、しなやかなバイオリンの音と共に聴くCHE.R.RYはなんだか大人な雰囲気に感じられた
最後は「この手」でメンバー一同で大合唱をし、締めくくった。
何をするにも思い浮かぶ顔があるなら、きっとそれが赤い糸の行く先なんだろうなと
最後に大切な人の顔が思い浮かぶ最高のライブでした。
最後の対談でもクレイ勇輝がこのバンドで売れたい、たくさんの人に聴いてもらいたいと思うように
僕もたくさんの人にこの素晴らしい音楽を知って貰えて、好きになってくれる人が増えたらなと
そう思いライブレポートを書かせて頂きました。
少しずつ生きていくためにも、こういう素敵な音楽が誰かの心に届けば救われる事もたくさんあると思います。
9/27までYou Tubeでアーカイブが公開されているので、よろしければ見てくださいね!
最後までお読みになって頂きありがとうございました。
