2018年の1月にアニメ「ゆるキャン△」と出会いしまりんの勇姿を拝んでからというもの、ずっと抱いていたソロキャン願望。アニメ終了後2年以上の月日を経て、ようやくその念願が叶えられた。

キッカケは友人の、山中の別荘。
親父さんが亡くなったことで別荘を相続したまでは良いが、何の手入れもせず放置していたからジャングルに。
これは超平和バスターズこと暇人としては見過ごすわけに行かないと奮起し、にわかに結成していた“あずにゃんペロペローズ”を呼集し、その作業にあたった。

身の丈以上に生茂った草をやっつけるところからスタートしたその作業は、リアルマインクラフトのような、それでいてバイオハザードのような緊張感もありつつ。何故かだいたいどの家にも完備している農具を駆使しながら、なんとか片付けることに成功。

草刈りはおろか伐木も伴ったその作業の結果、大量の枯れ木&枯れ草が発生。これらを処分する為に焚き火が有効との判断から、いとも自然にソロキャンへのルートが開かれたのだ。

キャンプの醍醐味はキャンプメシからという偏見により、「ゆるキャン△」御用達の「カレー麺」「餃子坦々鍋」「すき焼き→味変パスタ」から敢行。他にもロケーションをフル活用しようと燻製や炭火焼きなど各種を実験しつつ、調子に乗ったままピザ窯の開発も進んできた。




取り敢えず毎週土曜日にと始めたこのサバトだが、なんかもうそれだけでは満足できないカラダになってきちゃって、暇さえあれば通うどころか、とうとう平日の事務仕事もこの場で行うようになってしまった。

水も電気もない場所だけど、まあなんとでもなってしまうこと。色んな料理を試しているが、何気に即席で作るコーンスープが最も美味い気がすること。43歳にして初チャレンジしたNOGUSOで、何か一皮剥けた気がすること。
回を重ねる度に気付く様々な発見が、もう楽しくて仕方ない!

ちょっと寒さが気になってきたが、「冬キャン」こそが「ゆるキャン△」教徒のベストシーズンであるべき。
最早ここに住む勢いで、カルト計画を遂行していきたい。