山田チカラ
とても気になってた場所がありました。。
住宅街の中にひっそりと、看板も出ていないカウンターだけのお店。
いつ前を通りかかっても満席で、深夜1時くらいになると、
お店の人たちだけでお話していらっしゃる様子がうかがえます。
先日スケジュールと予約が合い、ようやく行くことができました。山田チカラ 。
ここのシェフは、わずか1日で1年分の予約が埋まるという
スペインの三つ星レストラン「El Bulli(エル・ブリ)」で師事された方だそう。
(El Bulli(エル・ブリ)はあまりに忙しすぎて、2年休業すると先日ニュースで見ました)
お料理は、とても珍しい見た目といただいたことのない食感。
例えば、この写真は確か「本マグロ醤油ヌーベ」だったかと思いますが、
お醤油がムース状の固形になって、一口大に切られたマグロやあん肝、タコ、あわび
と一緒に彩よく盛られてるんですね。口の中で程よく食材とお醤油がマッチング。
他にも、フォアグラを液体窒素で固めて粉砕し、アツアツのコンソメスープをかけて
いただいたキノアとか。
もう、一つ一つの料理に驚きっぱなしでした(笑)
でもしっかり素材の味は活きていて、ちゃんとしたところでいただくのと同じくらい
すご~~~っく美味しくて。
とても不思議な感覚と美味しさでした。
またおもてなしも素敵で、カウンター越しの女将さんとの会話が心地いい。
最後はカウンタ横にある茶室でお茶をふるまってくださいました。
しっぽりと、でもとても贅沢な時間が過ごせました。
機会があったらまた行きたいです。