今年も又、始まった
見ているコチラも辛いのよ
郵パックの配達に訪れた郵便配達さん
「ここにサインをお願いします」
「ハイ、ハイどうも」
そして、郵便配達さん
とても切ない表情で
でも意を決したように
「あの~
え~
年賀はがきは…いりませんか」
キター
やっぱり今年もそうなんだ
「あ~
え~
あまり書かないんで
…いらないです」
「年賀状書きませんか」
「は~、っていうかこういうの(販売ノルマ)
問題になって無くなったんじゃなかった?」
「はい、オモテ向きは無くなったことになっているんですが、今でもあるんですよ」
「可哀想にね…ごめんね~」
「いえ、じゃー…どうも」
バイクにまたがった郵便兄さんの背中が泣いていた。
大きな社会問題になったよね、自爆営業っていうこの制度。
販売困難な枚数をノルマとして課し、郵便局員自らに大量に購入させる。
その年賀状を次に金券ショップ等に売りにいくのが恒例となっているそうだ。
更には、年賀状の販売枚数が今後の人事にも影響するというのでムゲに反論もできないらしい。
オーマイガー
去年は郵便関係の知り合いにこうも言われた。
「ただであげるから、もらってくれない?」
ダーン!早く言ってよ、買っちゃったじゃないの
これからの時期、郵便配達さんとわが家のポストでバッタリ@鉢合わせするとお互いが気まずい
目と目が合って、暗黙の確認をする
『いらないよね?』
※しゃべらない
『うん、いらない』
※しゃべらない
郵便事業、民営化したから従業員が年賀はがきを販売するのはいいよ。
でも、この現状は通常業務を過ぎている。
友人、知り合い、親戚などが郵便関係の仕事に就いている方々は大変だろうな
お正月、晴れ晴れしい年賀状を届ける配達員さんはどんな気持ちで配達するのだろう
そんな彼らを見ている私らだって、心が痛む。
この次、配達員さんに出会ったら
≪いつもありがとう≫
って言おう。