コミックスで読んだ時には正直「何言ってんだこいつ」と思ったものの、
今ではオレもこれを『言葉』でなく『心』で理解し、自分のものとして生きている気がします。
というわけで、先日「極め道」で2回目の戦を繰り広げてきた、「戦国パチスロ花の慶次~戦極めし傾奇者の宴~」。
すっげーー負けた初代もそうだったんだけど、「天武の極」を引かなきゃ勝てん、と。
それは良いのよ。それが慶次でしょ?
でもね、導入から1ヶ月も経った今もなお、その肝心の天武を引くために何をどうすれば良いのか、
全く分からないんすよね。
具体的には、まぁ言ってみりゃ抽選値ですよ。
どんな状況で、何を引いたらどうなって、どのくらいで天武へ辿り着けるのか?
初代はまだ、「まず真修羅を引く→SINで家紋を貯める」っていうメインルートがハッキリしていたような気が…するけど、覚えてねぇや。
天武に限らず、現時点で今作の慶次はゲーム性における物凄く重要な部分が、ほとんど明らかになっていません。
傾奇ゾーンでのART抽選はどうやってる?
初当り&セット継続時のもののふの舞振り分けは?
(青7揃いとかいうレアケースだけ明かされても…)
もののふの舞の毎ゲーム抽選で、明らかに転落率を超越して継続する時の仕組みは?
戦モードでの継続or転落抽選は?
いくさ語りの発生率と成功率は?
風雲繚乱の刻で家紋を獲得する抽選は?
これらが分かっていないのに闇雲に打っても、「突入しなかったなぁ……で?」
で、終わっちゃうんですよね。
負けても、その理由がよく分からない。
「山を登る時にルートも分からん、頂上がどこにあるかも分からんでは、遭難は確実!」なんですよ。
そして、どのくらいの抽選に挑んで、何回引いたけどダメだったのか? その成功のイメージが掴めないゲームって、やっても楽しくないんですよ。
「バスケットボールのゴールは、適当な高さにあるからいい。あれが100m上空にあっても、誰もボールを投げようとは思わない」
それと同じっす。
ちょうど先日初打ちしたガルパンは、そういう数字が分からなくても、AT中は全く問題なく楽しめたからね。
ベル引きゃ攻撃、撃破率もそこそこ高い、レア役なら作戦に期待、これだけ。
でも楽しい。
ゴッドイーターもそうだったなぁ。
結合崩壊の仕組みはけっこう複雑だけど、知らないで打っても何となく
「これは勝つだろう」「これはアツいだろう」という状況や、小役の期待度が感じられた。
まぁそういうわけで、「打ちながら色々探っていくのもパチスロの楽しみだろ」という意見は重々承知ですけれども、
全ての機種でそんなんやってたら金が持たねーよ!ってなもんで、
花の慶次さんからは暫く距離を置こうと思いますね。
勝つために打つ台じゃ決してないだろうけど、
楽しむために打つのはアリ、な台になると、そう思っていたんだけどなァ…