今日は整形外科の受診日でした。

この担当医、今年になってから肩の専門医との事で、春から担当変えになった医師で、まだ今回で4回目の受診です。

で…その内の一回は、命を救ってくれた時の事。

8月の終わりに急性大動脈解離を発症したのですが、その痛みに一晩耐えてしまい💦

翌日に1人でバスで病院に向かってしまいました。

さすがに限界は来ていたようで、院内の受付機の前で倒れた私。

当初は緊急扱いで内科で様子を見ていたのですが、たまたま私の担当医が整形外科医しかその日は居らず、その整形外科に内科が投げてしまった💦

ある種最低の行為なのですが、困った事にわりとある話でして…


で、整形外科に移されて、その時は3度目の顔合わせだったのですが、その医師は初見即答で「内科領域だ!」。

そう言って血液検査やレントゲンなどの各種検査を行い、一瞬間を置いて『命に関わるかも知れない、ちょっと苦しいですが造影検査を受けてください』そう言って造影ct検査を受ける事になりました。


繰り返しになりますが、専門は整形外科。

内科領域って判断の時点で、内科差し戻しして、患者の送り合いのラリーに成ってもおかしく無い…

って言うか、困った事にそれがスタンダードです。


で、造影ctを撮ってから、即答で「動脈乖離!ギリB!」その様に院内コールで救急外来に問い合わせる医師。

何故救急?って思ったのですが、その日は循環器・心臓血管がオペ日だと知っていて、救命とも連携が出来ている医師だったからです。


ストレッチャーで救命に運ばれながら説明を受け、その間にも受入搬送先の手配を済ませ、病院間搬送の為の救急車も向かっているとの事。


それで一次処置をされ救急車で搬送されたのですが…

驚く事に内科から整形外科に送られた時間から、救急車で病院を出るまで25分!


恐ろしく早いです!

判断と診察が的確で、これほどの速さ…

100人以上の医師とプライベートも含めて知り合いがいますが、私の知る限り最速です!

最速…

驚速と言った方が良いのかも知れない。


今日外来で顔を合わせ、あらためて礼をのべたのですが…


『すべき事をしただけです。生きてて良かったですね。』



いろんな医師にあった…

患者としても…

仕事としても…

プライベートとしても…


この医師は間違いなくベスト3に入る!

医業としての知識技術もそうだが、職責としての心構えが出来ている。

良い出会いに感謝しかない。