事件は会議室では…ゲフンゲフン…
Nintendo Wiiのコントローラーを、Wii以外で使いたい事もあるわけで…
アーケードゲームや家庭用ゲームで好きなもの…
更にレトロ基盤で…
ガンシューティングゲームです。
ところが、なかなか簡単には行かない。
その理由はモニターに有ります。
今では当たり前の液晶モニター、でも昔はブラウン管が主体でした。
で…
そのブラウン管とガンシューティングゲームは、切っても切れない関係があったりします。
走査線ってやつです。
走査線って何じゃいね?
ざっくり言うと画面には縦横に無数の線が走ってます。
よく液晶テレビの説明で、4kとかFULL HDとかありますよね。
説明読むとFULL HD(解像度 1920x1080)とか記載されてたりしますが、1920本と1080本の線が交差してて、その分だけマス目(ドット)が有るって事になります。
この数字が多いほど細かい描写が出来て、少ないほど粗くなります。
ちなみに4kは3840x2160。
8kはさらに倍となります。
この横線の事を指すのですが、液晶テレビでは概念が変わり走査線が存在しません。(厳密に言うと、ちょっと違うのですが、説明長くなるので割愛)
で、ブラウン管時代、DVD画質とかSD画質って言われるのが720x480。
標準画質って言われる事も有ります。
このブラウン管独特の仕様が走査線。
で、その場合有効走査線は483。
ガンシューティングゲームでは、この走査線をコントローラーで読み込んで照準とします。
走査線が無い液晶モニターでは、通用しない技術なんですね。
プレステ2やスーファミのガンコンが、液晶テレビで使え無い理由がこれです。
ちなみに百式やデルタプラス、モーターヘッドのカメラアイの表現で、横線が走ってるのも走査線。
百式やモーターヘッドが出た頃には、ブラウン管がスタンダードだったので仕方ないのですが、百式のカメラアイはかなり時代遅れの技術って事になります。😅
で…
それでもガンシューティングゲームがやりたい!
今の打開策はWiiなどのワイヤレスリモコンでのモーション駆動って事になります。
それに併せたガンコンも売ってるのですが、基本海外製で結構高い!
しょぼ〜んです…
なので…
だったら作れば良いじゃないか!
って事で作ります。
必要になる基本はセンサーバー。
コントローラーはWiiのを使うので、センサーバーもWii用を使います。
Wiiをお持ちの方はご存じと思いますが、カプラーは独特のものですし、電力もDC7.5Vという中途半端な物。
ですのでUSB変換と昇圧を兼ねた基盤をオーダーしました。
パーツ揃えるより、組まれた基盤の方が安いか?どっこいどっこいか?…
来月半ばにはやって来る。
早く来ないかなぁ…