楽天モバイルでメインのサービス?としてた、データ使用量1G未満無料が終了します。
7月1日から新プランに移行して、既存のユーザーも強制移行です。(名目は電気通信事業法による囲い込みの禁止に対応出来ない…との事ですが、0〜3Gの料金を各社横並びに併せたのは、0円ユーザーを維持出来ないとの判断でしょう。囲い込みと判断される無料がいけないとするならば、現プランを受付終了し受付終了後もプラン維持、新プラン追加で新規ユーザーは現プランを選べないとしても、法的には問題無いのです。禁止対象は同一プラン内で料金格差を設け囲い込みなので。)
サブ回線や在宅率高くて1G未満を維持した人、メリット無くなりますね。
かく言う私もその1人。
実際アンリミットに移行してから圏外率も高くなってしまったので、楽天に留まる理由が完全に無くなってしまいました。(私の自宅も実は圏外に成ってしまって、楽天からドコモ回線と端末を無償貸与されていました)
メディアでは良い様な事を言っていましたが、何時になったら電波環境改善するかな?と思って半年以上…
環境改善する前に楽天本体が転けた印象です。
実際1G未満の使用なんて無理だよ…と、たかを括りユーザーを増やした感が有りましたが、0円利用のユーザーってメッチャ多かったみたいです。
7月から新規ユーザーは新料金プランとの事ですが、既存ユーザーは救済措置?で9月1日から移行になります。(9月10月は1G未満のユーザーの利用料金を楽天ポイント還元で実質無料)
さて、何処にMNPで移ろうかな?
ネットではこの問題に様々な意見を見ます。
その中で一際目を引くのが「無料で使わせて貰ってたんだから文句言うな」「無料や格安なんてのは社会を悪くする」と、さもユーザーが悪いかの様な意見。
曲がりなりにも経営をする身としていわせて貰えば、今回の事は一方的に楽天側の落ち度です。
安価がいけない!無料はダメだろ!的な意見を言う風潮がありますが、それを売りとして、商品の一つとしたのは売り手側であって、ユーザー側が求めて交渉した結果では無いのです。
端的に言えば…
調子の良い大風呂敷広げて、結果経営失敗しただけの事です。
小売や飲食では実はちょいちょいある話。
過剰なサービスを売りにして、一時的にユーザーを増やしたつもりが、想定より客が殺到して結果赤字…
慌ててキャンペーンを止めて、ユーザーの信用を失くす。
結果倒産に至るケースなんてのも有ったりします。
その場合も来てくれたユーザーは何も悪くありません。
悪いのは甘い経営戦略。
おそらく一気に楽天モバイルからユーザーが離れるでしょう、大袈裟に聞こえるかも知れませんが、半減する…下手したらそれ以下の可能性もあるのでは?と思っています。
格安SIMと違って、楽天モバイルは4番目のキャリア、通信網などは自前で何とかしなければいけません。
現状5gも含めて、大手3社とはまだまだ勝負にならないネットワーク環境、ここでユーザー離れが起きるのは痛過ぎる話です。
私個人としては、既存ユーザーはそのままに、新規ユーザーに新プランとして、ユーザーは減らさない方向の方が、同じく苦しむなら正解だったと思います。
マイナス利益だとしても、大幅過ぎるユーザー離れは痛過ぎるものです。
負のイメージで離れたユーザーは戻りませんからね…
楽天の本当の困難はこれからの気がします。
注・2022年5月現在の話です、今後更なる変動の可能性は有ります。