ヴァーチャルカードという物が有ります。
至って便利な物では有るのですが、昨今これによる被害が続いているそうです。
ネット詐欺は自己防衛が難しい物…
その一言で終わらせるのも腹立たしい物です。
で、そのヴァーチャルカードですが、物によっては効果的に被害を激減させる方法が有ります。
恥ずかしながら、私自身が被害にあうまで、機能と対策に気付きませんでした。
今回の例はメルカリヴァーチャルカードですが、他社の物も同じ様な機能が有るかも知れません。
(画像は個人情報カード情報を消した上で、その画像をさらに撮影した物なので、画像解析をしても表示画像と同じ物になります。)
メルペイをタップすると、ヴァーチャルカードの画面に替わります。
バーチャルカードの画面になりましたら、1番下までスクロール。
すると[カード決済を停止する]といったスイッチが現れます。
[決済の停止]と言われると、この先も使えないのか?と身構えたりしますが、実はこれカード利用の[ ON/OFF ]スイッチです。
これが青の状態だとカードが使える。
このグレーの状態だと、カードが決済がメルカリ内以外でも出来ません。
カード機能OFF [ 決済を停止する ]状態だと、次の画像の様に変わります。
そして、この機能はいつでも切り替えられます。
つまり、決済時だけ[ ON ]。
利用後は[ OFF ]にしておけば、仮にカード情報が漏洩しても使用不可能って事になります。
財布のチャックの様な感覚…とでも、言えば良いのでしょうか?
財布は見えても、お金は落ちないって感じで。
ネット通販は購入から決済まで、数分から1時間程度のブランクが有ったりします。
ONにしておかなければ決済は出来ないので、ピンポイントで防ぐと言うのは難しいです。
ですが、例えばメルカリなら[ご利用ありがとございました]と、決済が行われた通知が来ます。
その通知が来たらOFFにすれば、その後は安全が担保されます。
今回私自身の件で警察と話す中で、不正利用被害は夜中の1時から5時頃の、深夜に集中する事を知りました。
察するに被害者が気付きカードを止める事を防止する為、睡眠時に気付かれない内にやってしまおう!って、姑息な発想なのでしょう。
完全で無くても、1つでも多く安全を担保する為に、この様な使い方を推奨します。
カード決済の予定の無い時は、機能をOFFに!
ひとつ学んだなぁ…って思ったのですが、出来ればこのスイッチは、スクロールをして1番下に…
では無く、最も目に入る1番上にして欲しいですね。