ちょっと病院で揉めてしまいました…


あまりにも現実的では無い、アドバイスって意味わかる?ってくらい、自己満足をドヤ顔で言いやがるから…


我が師であり、元上司、今は友として支えてくれる、某医師会の理事の言葉を担当者に言いました。


「助言というものは、最悪のことを考え、実現可能と思える事しかしてはいけない。

そうでなければ、ただ患者さんを混乱させるだけだ。

病院で患者さんや、ご家族が憤る時、その原因の殆どは医療スタッフ側に有る。

憤られる事は恥と知れ!」


仏頂面になる担当者に聞きました。


「貴女は50メートルを何秒で走れますか?」


何ですかいきなり


「いいから答えてください、何秒ですか?」


足は早い方ですけど、10秒くらいです、それが何ですか?


「成る程、では100メートルだとして20秒、フルマラソンだとしたら、約2時間20分ってとこですね。

50メートル走のペースを守れば、ぶっちぎりで金メダルが取れます。

次のオリンピックでメダル取ってきてください」


出来るわけないじゃないですか!


「瞬間的に出来ることを維持すれば良い、貴女のアドバイスと何が違う?!」


そう強く言うと、下を向いて引っ込んでしまった。


悲しいかな、私の居住地域は昔から医療過疎地と言われ、その傾向は今も引きずっている。

私の居住地域の公立病院に派遣されると言うだけで、「あいつ何やらかした?」って、同業者には陰口を叩かれる事がある。


情けない事だが、悪い畑には悪い作物しか育たないのかも知れない…