使ってる人には、だ・か・らはてなマーク的な話なのですが…
使った事ない人用に…洗浄ついでに書いとこうかな…

カップ一体型 重力式ダブルアクションエアブラシの全パーツです。
重力式と言うのは上部に塗料カップが有るタイプ。
他に塗料カップが下にある吸い上げ式が有ります。
組立手順はあくまでも私個人のやり方です。


先ずノズルを付けます。
粗く扱って良い部品は基本的に無いと思いますが、ノズルとニードル(針)は特に注意です。
付属の小ちゃいスパナで締めますが、強く締めたらポロっと壊れた…
そんな話はちょいちょい聞きます。


トリガー(引き金)パーツ。
押し下げてエアーを出し、引いて塗料を出します。
エアーと塗料を別々に操作出来るのでダブルアクション。
シングルアクションと言われるエアブラシは、空気はダブルアクションと同じですが、塗料は本体後部のニードルアジャスターで調整します。(ダブルアクションにも同様の機能が付くタイプが有ります。画像のエアブラシは付いてるタイプです)
作業時の自由度はダブルアクションの方が高いです。
一番下のピストン部分に少しグリスを塗って、動かして馴染ませます。


ニードルを通すパーツです。
これの締め込み量でトリガープル(引きの強さ)の調整が出来ます。


ネジ部分にはそれぞれ少しだけグリスを塗ります。
ネジの遊びはほとんど無いので、少ししか塗らなくても締めたり緩めたりするだけで、じゅうぶんグリスは行き渡ります。


ニードルとニードル固定のナットパーツです。
通す時に曲げたらアウトなので、無理禁です。
突っかかると思ったら、何か問題あるので、組み直したり掃除し直したりしましょう。


ノズルキャップを付けます。
パーツは2つ、ただ付けるだけですが、ニードルやノズルを傷つけない様に。


エアブラシ本体とエアホースのジョイントです。
中心に細い部品がありますが、エアー弁なので汚れやゴミに注意です。


後部のキャップとニードルアジャスターです。
ニードルアジャスターを締め込みすぎると、塗料がポタポタ垂れる事が有るので、あまり締め込まない様に。


塗料カップキャップを付けて完成。


この後薄め液を試し吹きして完了です。
日々のメンテは大事ですね。
いざ使おうと思った時のストレスが違います。

ちなみに私は、ニードルは優しく薄め液で拭き掃除、その他は分解した状態でタッパーに入れた薄め液に付け置き洗いです。
ゴムパッキンへの影響を考えて、30分以内と決めています。

あくまでも私の主観なので、もっと良いやり方、正しいやり方が有ると思いますが、20年前に初めて使った頃から、このやり方でトラブルの経験はありません。
ダブルアクションエアブラシのレビュー的な物でした。