ついに来てしまいました,

猫のホテル新作本公演 けんか哀歌


今回は7回観にいきます。

猫ホテの役者陣はそれこそ細かい演技が多いので順番に見て行こうと思っています。


まず1回目の今日は名前の順にしたら一番最初の人に注目します!

【】内はあたしが勝手に決めたタイトルです。公式なものではありません。




【フィルムを燃やす】


客席の入口から谷所長(岩本靖輝さん)と事務員のおばさん(佐藤真弓さん)が入ってくる。

戦時中に撮影したフィルム燃やしているシーン。


今回は靖輝さんに注目!


戦争の終わりを,敗戦を告げるあの言葉をBGMに『ご苦労様です』と客席に挨拶をしながら客席前方へ。

手に持っているフィルムを光に透かしながら

「君は泣いたかい?あのお言葉で泣いたかい?」

と事務員に話しかける。

フィルムを燃やさなくてはいけないことに泣き続ける事務員さんを諭す。

このとき真弓さん演じる事務員さんの毒舌やボケに突っ込みつつ話を進行。

「ここだけの話だよ?取っておいてあるものもあるんだ。」

この言葉で泣き止む事務員さんにさらに急いで燃やすよう告げ

「それがねぇ,もう始まっているんだよステージではさ。」

という。

そして撮影しているシーンへ。


靖輝さんの突っ込み方とか言い回しがすごくらしいシーン。

男前!




【撮影(片倉)】


歌いながら山伏を演じる増田先生(村上航さん)が二人の強力(市川しんぺーさん・菅原永二さん)を引き連れて安宅の関へやってくる。

関所を守る役人富樫役の人(前田悟さん)と番人?(いけだしんさん,森田ガンツさん)は強力のうちの一人が義経に似ていると迫る。

勧進帳のシーン。


今回はいけしんさんに注目!


いけしんさんはこのシーンは台詞がありません。

ちなみに山伏が義経を杖で打ちすえるシーンで目を見開いてみるのが印象的。

さらに戦うシーンでも戦い姿が決まってる。





【カット(片倉)】


演技に納得いかない監督の片倉(池田鉄洋さん)が登場。

だめ出しに入ってくるシーン。


ここでもいけしんさんに注目。


イケテツさんがガンツさんを丸めた台本でどついてる間,

また目を見開いてひそひそ話。




【撮影(柳田)】


先生(航さん)と弟子三人?(永二さん・しんぺーさん・ガンツさん)の前で殺陣の提案をする人(前田さん)。

別の映画の撮影シーン。


ここではしんぺーさんに注目!


っていっても特別何かおもしろいこともなく。




【カット(柳田)】


演技指導しに監督の柳田(中村まことさん)が登場。

御用聞きへ至るシーン。


ここでもまたしんぺーさんに注目!


っていってもやっぱり普通だ・・・。




【撮影2(片倉)】


また最初のと同じ映画の撮影のシーン。

途中所長が刀を回収しに乱入してくる。


このシーンはいけしんさんに注目!

オープニングに入るまでの電気ショックみたいなシーンの動きが素敵です。




【オープニング】


ここではイケテツさんに注目!


まことさんと息のあった動きはコミカルでもありクールでもある。

ただちくわぶは正直この段階ではおもしろくは無い・・・。

でも

「ちくわぶでも、さしとくかぁ?」

のかぁ?はたまらない。

ふざけてんなぁとか客が居ないと撮らないとか柳田に別れを告げて去っていく姿は格好良い。




【オーディション】


京都へ行った柳田監督がショーガールのオーディションを開くシーン。

出演は柳田監督のまことさんとショーガール役は京女が航さん靖輝さん,大阪女(和歌山?)がいけしんさん

イエス静江がしんぺーさん


今回はいけしんさん!


ずっともじもじくねくねしてるの。

しかもちょっと可愛いの。

なんでかなぁって思ったら京女にいらいらしているよう。

踊ってみせる最初のシーンでのダンスともいえない動きはさすがリズム感が(ry)

そして京女と喧嘩。

目を馬鹿にされて

「この眼でめろめろにしたんや,おとこをなぁ」

踊りを馬鹿にされて

「あっかん!それはゆうたらあかん!」

次に三つ編を馬鹿にされて

「三つ編や!」

しかし全員オーディションに受かり仲直り。



【引越し】


片倉(イケテツさん)と丹羽ちゃん(しんぺーさん)そしてフラワーさん(真弓さん)が片さんの部屋にて。

丹羽が片倉の引越しを手伝いつつ没になった脚本の手助けを求める。

そこに女優・森川花恵(←フラワー)がやってくるシーン。


今回はイケテツさん。


白シャツ姿がまぶしいくらいに格好良い。

男前度20%UP!!


丹羽がタバコをちらつかせて脚本の手助けを求めるときにイケテツ氏のタバコの断り方が最高なんです。

ただ最前列は見えない可能性が高い。

そしてちくわぶを引っ張る。

「四十七人がちくわぶもってるの」とか。

熱々のちくわぶ。

フラワーさんとはおそらく男女の関係にあるんだろう。

天真爛漫な振る舞いを見せるフラワーさんに動じない。

つめたくあしらうのにも関わらず妹の話を切り出され急に話を聞き始める。

妹の消息を知るはがきを奪うと「好きなだけ居ていいよ」と自分の部屋から出て行ってしまう。


調子良い丹羽ちゃんと自由なフラワーさんに振り回されることない,しかもアーティスト気質な面を覗かせつつ片倉というキャラクターを演じるイケテツさん。

真弓さんとの絡みが素敵キラキラ




【SHOW TIME】


ここでショーガールたち(いけしんさん,靖輝さん,航さん)と柳田さん(まことさん)が踊る。

練習しているシーン。


今回注目はいけしんさん。


踊る踊る。

とにかく踊る。

でも大丈夫!そんなにリズム感は必要としない(ry)踊り!

柳田さんがショーガール(靖輝さん)に絡んでいるときに航さんといけしんさんがひそひそ話しているのが気になる・・・

そしてモップ持って

「2階にレツゴーレツゴーいわはるで?」

このときにあたしが思ったことは舞台と関係ないこと。

よくこの人の足が入るパンプスあったなぁ・・・




【片倉京都へ】


ショーガール(いけしんさん,靖輝さん,航さん)と柳田さん(まことさん)が談笑しているとそこに片倉(イケテツさん)が現れる。

柳田と片倉の再会in京都のシーン。


今回はいけしんさん。


片倉が現れたと途端もじもじし出すショーガールたち。

特にみどりさん(いけしんさん)は片倉と目が合って余計にもじもじ。

可愛らしい・・・?

そして柳田と片倉が話をしだすとショーガールたちはモップを使い踊りの練習をしながら捌けて行く。

この時隅っこでのこの動きがすごく気になる。

何のダンス?

気になる・・・




【さきえ登場】


片倉(イケテツさん)はさきえ(永二さん)がショーガールの柳田(まことさん)オーディションに応募したところまでの消息を掴んでいた。

そこで片倉が柳田を追及しているところにさきえが現れるシーン。


イケテツ氏を見て。


可愛い妹が京都で不幸になっている。

片倉はさきえを東京へ帰ろうとするがさきえに拒まれる。

ましてさきえは自分がパンパン(外国人相手の娼婦)なことを楽しんでいるようだ。

片倉は思い通りにならない苛立ちからさきえに手を挙げてしまう。

そこに席をはずしていた柳田が戻ってきて止める。


でも銀座のカンカン娘やアイアイ,高校三年生を替え歌で歌われたらさすがにはたきたくなるよ(笑)


こんなに心配してるのにちっとも理解してもらえず苛立つ。

そして手を挙げてしまった後自分の手を見つめる。


パンパン貯金とかとにかくパンパンっていう単語が出たときのわかりやすい表情の変化が大好きです。




【さきえの英語】


片倉が頭を冷やしに立ち去りホールには柳田(まことさん)とさきえ(永二さん)。

さきえの英語の話からお客の話しへ。

その中でCIEと知り合ったという話をするシーン。


このシーンは永二さんを見ました。


「ついてるわぁッ」と自由なアクション。

それに対し自分で「自由だわー」と満足げ。

素敵(笑)


「comeの応用系を中心にどんどん覚えるわ!」

と英語にも積極的なご様子。


そして昨日の客はCIEということをいうと柳田から紹介してほしいといわれ・・・


このシーンで柳田と怪しく見つめ合う永二さんが怪しすぎて素敵。




【リッチー登場】


柳田(まことさん)はさきえ(永二さん)にCIEのお偉いさんリッチー(いけしんさん)とその通訳(ガンツ)さんを紹介してもらう。

四人の出会いから鴨川へのお散歩のシーン。


まずはいけしんさんに注目。


アメリカ人役なのでかなりオーバーアクションでの演技。

特に身振り手振りが大きい(笑)

英語で話している設定のときはちょっとええ声なのでいつも以上に声がこもっている気がしなくもない。


このシーンでのお気に入りはアメリカのビールのうまさを柳田に説くときの間。

あの間は結構好き。


日差しの強さからサングラスをかけた瞬間,強面っぽく見えるのもなんともいえない。




【人力車で片倉】


四人(まことさん・永二さん・いけしんさん・ガンツさん)が鴨川に着くと人力車に乗った片倉(イケテツさん)が現れる。

片倉が人力車で現れさきえが人力車で立ち去るシーン。


ここではいけしんさん。


片倉が現れ,柳田とさきえが片倉のほうへ向かってしまった途端,

通訳のジムにあれ誰?みたいに聞くのが素敵です。

そしてさきえから兄だと紹介されなぜか片倉との握手に強く力をこめるリッチー。

さきえが去った後「また遊ぼうなー!!!」って何ちょっと可愛いじゃない(笑)


さっきのシーンに続いてオーバーアクションな演技。




【俳句】


さきえが去りリッチー(いけしんさん)が柳田(まことさん)と片倉(イケテツさん)に俳句を読むようにいう。

俳句を読むシーン。


またまたいけしんさん。


いけしんさんの本領発揮!!

VIVAえせ外国人風の日本語!!!!

しかも怪しい満面の笑み(笑)

「しゃぶれますにひひ

って繰り返す繰り返す。

これは絶妙なまでの突込みがあってこそですね。


「アイダホのヒッチハイク待てども待てども来るのはわらのかたまりの・・・」

字余りどころの話じゃないし!




【読み合わせ】


舞台は東京。

丹羽(しんぺーさん)が書き上げたとんかつ一代に若竹(永二さん)監督で,俳優・増田先生(航さん)とふらわーさん(真弓さん)がキャスティングされた。

台本読み合わせのシーン。


ここではしんぺーさん。


アメリカ側のNOの一点張りで忠臣蔵がとんかつ一代まで変更になった。

四苦八苦しながら書いたのに大御所増田先生が首を縦に振ってくれない。

でも丹羽ちゃんは長いものに巻かれる人間だからのらりくらりとかわす。


性格だけ考えるとこういう人とは知り合いたくないけど丹羽ちゃんは憎めないの。

しんぺーさんが丹羽ちゃんをずるさよりも愛嬌を多く表に出すように演じてるのかな?

憎めないなぁ。

『サクサク サクサク とんかつ るるるのるー』

こんなのが主題歌の映画って・・・しかも流行ってるって・・・ないわ(笑)




【右?左?】

若竹(永二さん)が丹羽(しんぺーさん)を共産主義へ巻き込もうとする。

必死で誘う若竹にのらりくらりとかわす丹羽のシーン。


ここでもしんぺーさん。


共産主義に誘おうとする若竹の遠まわしな誘いをかわすときにも揺らがないうまいほう主義がすごくいいキャラクター。
右の良い人に左の泥棒を捕まえてもらうとか(笑)良い思考。

「真ん中が好きですわ」

っていうしたり顔がたまらない。



【旅館で二人っきり】

片倉(イケテツさん)が旅館にこもって脚本を書いている。

その作業を手伝う秋野くん(ガンツさん)。

篭る師匠と弟子のシーン。


ここではイケテツさん。


あらやだやっぱり白シャツに合う!


秋野くんの奇怪なリアクションにほほえましそうにしながらも正そうとしてる。

ガンツさんへのツッコミに愛があるように見える。

ていうかここの掛け合い一番おもしろいかも・・・。


今回一番ナチュラルなツッコミはこのシーン!!


でも暦のくだりはしつこいかも・・・。




【二人は夫婦】


二人(イケテツさん・ガンツさん)が篭っている旅館に片倉を訪ねて柳田(まことさん)とフラワーさん(真弓さん)がやってくる。

夫婦別れの儀式のシーン。


イケテツさんに注目!


ここのイケテツさんは最高です。

柳田とフラワーさんが夫婦だったことを知った片倉がフラワーさんの背中に注ぐ視線。

お手紙を拾って持ってきてくれる秋野くんをなでる優しさ。

フラワーさんの「別れましょ」の言葉に動揺してしまう姿。

夫婦の別れの儀式を見せ付けられ(くだらなさ?からかな?)目を背ける瞬間。

いいなぁ,切ない演技のとこのイケテツ氏いいなぁ。




【追放処分】


柳田(まことさん)は谷所長(靖輝さん)に呼び出され,封筒を渡される。

そこに書いてあったのは「昭和キネマから追放処分とする」だった。

中々切り出せない谷所長がもどかしいシーン。


靖輝さんに注目!


中々切り出せない姿は本当にもどかしい。

特に谷所長は事なかれ主義で保守派。

典型的なNOといえない日本人のような人。

靖輝さんののんきな雰囲気よりもどちらかといえば考えすぎてはげてしまいそうな人。


靖輝さんのしっくり来るんですよね。

なんともいえない。

振り回されて大変そうだな。って思わせる演技が素敵。




【キャッチボール】


谷所長(靖輝さん)の前で,撮影予定がない増田先生(航さん)と仙田君(前田さん)がキャッチボールをしている。

影では事務員さん(真弓さん)がごみを燃している。

途中増田先生が暴投したボールを持って丹羽ちゃん(しんぺーさん)が,ごみを捨てに秋野くん(ガンツさん)が現れる。

キャッチボールのシーン。


途中まで靖輝さん,途中からしんぺーさんに注目。


靖輝さんはここではツッコミが出来てちょっぴり生き生きして見える(笑)

気のせいだろうけど。

キャッチボールの断り方とかなんともいえない。

そんな中,しんぺーさんはキャッチボールに参加。

悩みすぎる男と悩まずにすぐにうまいほうに食いつく男がキャッチボールにも表れてるのかな・・・?




【試合】


四人(前田さん・永二さん・航さん・しんぺーさん)で野球の試合を始める。

ピッチャー仙田君,キャッチャー丹羽ちゃん,バッター増田先生,ファースト若竹さんのシーン。

そして次第にデモへ流れる。


しんぺーさんに注目!


このシーンボールを使わないでやるからグローブやミットにボールが収まる音を表現するのにお尻をたたくの。

それがだんだん楽しくなってっちゃってるのがおもしろい。

他にもしんぺーさんはキャッチャーなので遅いボールはおなかを叩いてとった音を表現(笑)

しんぺーさんの背中が可愛らしい(笑)

若竹さんがホームランを打って皆で喜ぶところで皆いつの間にかグローブをはずしてるのにしんぺーさんだけはずしてないなぁって見てたら,

皆が輪になって喜んで離れていくところで皆にはずされてた(笑)

無駄がなくてこういうの好きです。

デモ隊のときの立ち姿が笑えるのは何故?




【助けて・・・】


撮影所の所員たちがストを起こし引きこもってしまった。

リッチー(いけしんさん)とジム(ガンツさん)が谷所長(靖輝さん)に状況と意見を聞きに来る。

リッチーの高圧的な態度に怯み逆切れする谷所長のシーン。


いけしんさんに注目!


デモ隊の様子を伺ってから現れてチョコレート(偽者)を嘗め回すリッチー。

しゃぶれますを言う前にジムに突っ込まれて急にマジに切り返す変わり身がよし。

リッチーの英語部分とカタコト部分の切り替えは本当におもしろい。

ウィスキーを飲んだ後の「ウィーッッハー」やウィスキーを勧める姿が可笑しい。

そんななのに最後クールに「わかった」っていって立ち去る姿はかっこいい~・・・




【勝負!】


脚本審議会への入会を賭けて片倉(イケテツさん)は増田先生(航さん)と木刀で勝負する。

増田先生の勝ちのシーン。


ここではイケテツさんに注目。


やっぱりもともと剣道やっていただけあって振り下ろし方や足捌きがかっこいい。

というかあれイケテツさんが勝つように見えちゃいます。




【脚本審議会】


若竹(永二さん)を議長として丹羽ちゃん(しんぺーさん),仙田君(前田さん),増田先生(航さん),片倉(イケテツさん)の四人で会議がスタート。

会議のシーン。


ここではイケテツさんに注目。


片倉の書いた脚本にダメだしされたときのにらむ表情が良い。

そして仙田君の趣味嗜好を指摘するときも楽しげで良い。

若竹を無視して話を進める姿は今後のリーダーシップ発揮への伏線なのかな?

映画を撮れないと知ってその状況を打破しようとする行動力もよく出てる。

女優フラワーさんの目がはれていることを指摘したりね。

片倉という人間を一番表しているのはラストシーン以外ではここかな。




【呼び戻された柳田】


谷所長(靖輝さん)はストライキを解決するため,赤が増えすぎたためその逆の存在である柳田(まことさん)を呼び戻す。

うな重をご馳走になる柳田のシーン。


ここでは靖輝さんに注目。


柳田がスト解決のためすでにCIE側が用意した人間だとは気付かずにゴマをする谷所長。

っていうか見れば見るほど谷所長は不憫。

このシーンの最後に「ちくしょう」とつぶやく姿が印象的。




【スパイ潜入大作戦】


谷所長を放置し柳田(まことさん)は皆がストをしている第一ステージにやってきていた。

そこでは増田先生(航さん)が目潰しを,フラワーさん(真弓さん)はストメンバー用の握り飯を,丹羽ちゃん(しんぺーさん)と仙田君(前田さん)は足止め用のわなを作っていた。

柳田が帰ってきた知らせを受けて委員長になった片倉(イケテツさん)と共産党側の人間である若竹さん(永二さん)が現れる。

また途中ですっかり赤に染まった秋野君(ガンツさん)が紙を届けにやってくる。

柳田が潜入するシーン。


ここでは途中までしんぺーさん,途中からイケテツさんに注目。


しんぺーさんは仙田君の台詞をリピートして言うあたりがもうすごい丹羽ちゃんのキャラクター。

調子いいのに憎めないのは色々気を使うからかな。

イケテツさんはとにかく早く映画を取りたいのに頭の固い若竹らの頭の固さにあきれているのがわかる。




【スパイ疑惑】


丹羽ちゃん(しんぺーさん)は若竹さん(永二さん)からありもしない疑惑で問いただされる。

やかんに毒が盛られているというのだ。

若竹さんはその検査のため丹羽の持ってきたコップを持って行くようフラワーさん(真弓さん)に命じる。

二人が喧嘩になり増田先生(航さん)と仙田君(前田さん),そして騒動を聞きつけた片倉(イケテツさん)が割って入る。

丹羽がスパイ疑惑をかけられるシーン。


途中までしんぺーさん。途中からイケテツさん。


しんぺーさん。

途中まで穏やかだった丹羽ちゃんが疑いをかけられて徐々に苛立っていく。

違うのに!って思いながら見てるからもどかしさにすごく疲れる。

イケテツさん。

仙田さんに首を締められ一瞬絶命した丹羽ちゃんと若竹さんを止める。

スパイ一掃活動に批判的な彼は半ば何かを諦めているかのようにも見れる。


んーいよいよクライマックスって感じがしてきます。




【庭には二羽鶏がいる】


胡散臭いリッチー(いけしんさん)にスパイ疑惑をかけられ辞めた丹羽ちゃん(しんぺーさん)が怒りを隠せずに居る。

もはや通訳(ガンツさん)やカタコトにさえいらいらするようだ。

CIEは丹羽ちゃんを本当にスパイにしようとしていた。

CIEの人間となったさきえ(永二さん)が通訳兼説明として呼ばれる。

しかし丹羽がそれを切り捨て立ち去るシーン。


いけしんさんに注目!


だんだんリッチーが毒舌になってきた終盤。

悪者というかなんというかわかりやすいなぁ。




【殺陣】


柳田(まことさん)が第一ステージでだらだらしているとそこに集会の準備のため仙田君(前田さん)と増田先生(航さん)が入ってくる。

増田先生に片倉を呼ぶよう頼むと柳田はそばにあった棒を握って仙田君に襲い掛かる。

かつての殺陣を再現しているシーン。


ここではまことさんに注目!


柳田だけは周りの人を呼ぶのが全員さん付けではなくて君付けな人も居る。

それは染まっていないという表現なのか何なのか。

殺陣を実演するシーンはまことさんはそんなに難しくないかな。




【説得】


柳田(まことさん)がストをやめるよう片倉(イケテツさん)を説得する。

そこに増田先生(航さん)が集会を早めるよう伝えにやってくる。

片倉が映画と仲間の間で揺れるシーン。


ここではイケテツさんに注目。


信じていた柳田が会社側の,アメリカ側のスパイだった。

元々片倉は共産主義というよりもただ映画が撮りたいだけだった。

すごく悩んでいる姿が印象的。




【クライマックス】


片倉(イケテツさん)は仲間を犠牲にして映画を撮ることを選んだ。

谷所長(靖輝さん)から終わろうと告げられてもすぐには頷かなかったが,

事務員さん(真弓さん)が持ってきた脚本を目の前にして彼は映画人に戻る。

それを一歩引いた位置から見守り続ける柳田(まことさん)。

ラストシーン。


ここで注目はイケテツさん。


「訂正させてくれ」といってアメリカ兵に詰め寄る姿はあたしが一番好きなイケテツ氏。

泣きの演技のイケテツ氏は最高だ!

そして悩んで切り替える姿も素敵だなぁ。






そんな感じのけんか哀歌。

次回は名前の順2番目の人。