11日のソワレが11回目。

最早何も言うまい。


10回目( )で書いたのの続き。

台詞が曖昧なのはいつものこと。


ななちゃん靖輝さん航さん真弓さんいけしんさん




【NTTの人】



ミミちゃんが電話をしながら舞台上をスキップ。

「ええ、ええ、そうなんです~、電話の開通をお願いできますか??早くインターネットがしたくてですね~」


電話を切るとナレーション。


「東京の美大に合格した私は東京で新生活を始めた。マックも買ったしAdobeのPhotoShopでがっしがっし絵を描くの!そしてAdobeのGoliveで絵を全世界に発信するの!ミミなんかグローバル!」


ここでミミ歌いながらステップ。


「夢中で頑張る君にエールを 絵とね~ 絵とね~ 絵とね~

 ふぅ・・・。ゲッツ!!新生活最高!!」


ここで再びナレーション。


「これはちょっと嘘。何故なら・・・一人暮らしではなかったから。」


「ミミー!これ何処に置く?」

「そこら辺に置いといて。」

「えーもうちょっと適当だなぁ。いいよ、ココ置くからね!あ、イテ!イテテテテ腰やった!」

「エーッちょっとしっかりしてよ~!」

「だって荷物ほとんど俺が運んだんだよ?」

「もういいから少し休んでて、さてと、あたしはベッド何処に置こうかな~♪」

「そういえばNTTの人今日来るって?」


ここでNTTの人1人目工具箱を投げ捨て登場。

右手で右目を押さえている。


「あのぉNTTのものですが・・・。」

「ご苦労様です!・・・あの鍵開いてました?」

「OCN Bフレッツの開通というお話ですね?」

「えぇ」

「モジュラーは?」

「え?」

「モジュラージャックはどこですか?電話線をいれる、こういれる,穴ですよ。」

「穴ですか?」

「ふははははは。」


右手を離してミミに怪しく顔を近づける。


「え?何??」


見逃したノモヤン。

穴を探して部屋中を動き回るNTTの人1。


「首が・・・」

「いや,もう全部おかしいよ!」


その動きを見て指をさしながら一番怪しい首の動きを指摘するミミに突っ込むノモヤン。


「穴・・・?」


そして部屋の中央のダンボールの上においてあるミミ飲みかけのマグカップを見つける。

一滴残らず飲み干すNTTの人1。


「あぁ!!俺の・・・」


言いかけたノモヤンにすかさず


「お前のではないわッ」


と切り返すNTTの人1。


「おやぁ?穴,ありました。」


「もしもーし!!もしもーし!!」


空中で壁をかき回し嘗め回す。

そしてまたマグカップを嘗め回し


「お前のではないわッ」


以下繰り返す。


「違う・・・。私には手におえません。応援を呼びます。」


家の呼び鈴が鳴る。

NTTの人2の登場。


「NTTの者だッ。OCN,Bフレッツというお話か?」


首から提げていた水を口に含みダァっと流す。


「あ、あのこれでふいてください。」

「大丈夫,直に乾きます。」


また飲んで口から流す。


「直乾きます。」


「穴はどこですか?」

「良いです,自分で探します。」


キョンシーのように部屋中を跳ね回るNTTの人2。


「あな・・・?」


ミミの下着をダンボールから取り出し振り回す。


「もしもーし」


カオス(笑)。


「違う・・・。あぁ私には手におえません。応援を呼びます。」


そして部屋の扉があるであろう方向と逆側から生首を持ったNTPの人が登場。


「NTPのものです。OCD,Bフレッシュのお申し込みですね?」

「もう全部違う・・・」

「はなはどこですか?」

「は?」

「はな?」

「自分で探します!」


壁の出っ張りを発見しいやらしく撫で回す(笑)


「もしもーし!」


「・・・違う,あ穴ありました。」


ここでNTTの人二人とNTPの人が三人後ろ向きに並ぶ。


「確認のため電話かけますね。」「ますね。」


そして時報が部屋中に響き渡る。


「あの,ありがとうございました。もう帰っていただいて・・・。」

「あれ?なんでゆらゆらしてるの?・・・あ!ミミ逃げて!」

「なんで?」

「こいつら時報三兄弟だー!!!」





【時報三兄弟】


ピピピぽんぽんぽんぽーん!

懐中電灯をもって


「午前○○時○○分○○秒をお知らせします。」


歩き回る兄弟二人にいたずらを仕掛けるノモヤン。

ズボンを下ろしたり,突き飛ばしてみたり,隣に並んでみたり。


そうしている間に懐中電灯の光にミミがロックオン。


「はぁ!ミミロックオンされちゃった!!ミミ逃げて逃げて!!」

「俺にしろ」


ミミをかばって時報兄弟に連れ去られるノモヤン。


「そうしてシゲルはあたしの前から姿を消した。」




暗転。