語学力(英語オンリー)・・・もう一歩頑張ればTOEFL満点。(でもTOEFLスコアってどうなの?本当にその人の英語力を示すものかしら?)

ピアノ・・・4歳から弾いている。なんとなく続けているから、そこそこ人前でも演奏はできるし、初見も簡単なアレンジもできる。

 

実績も肩書もない39歳の私が、自分の特技とかろうじて言えるのがこの二点。

40年近く生きてきて、たったこれだけ。何とも情けない。

でも、社会の役に立っていなくても、続けてきたことがひとつでもあれば、それが私の生きた足跡。そう思えば、少しは救われる。

 

そんな私が、長年憧れ続けた海外での暮らしに踏み出そうと考えている。

が、その思いの盛り上がり下がりには一日単位で波があり、かなり優柔不断。

行先だけは明確。

スイス。

 

大学3年の一年間を、イギリス北部にあるUniversity of Leedsで過ごした。そう、あの秋篠宮佳子さまが学ばんとしている、まさにあの大学。棚ぼた的に、畏れ多くも佳子さまの先輩(?)になれてしまった。

それはそうと、一年の学びを終えたその帰り道、せっかくだからとバックパッカーをしてみた私。初めて降り立った旅の出発地点ズーリック、いやチューリッヒに、一瞬にして心を奪われた。「なになに?私の前世って、スイス人?」と思ってしまうくらい、しっくりと心にはまった。スイス人の穏やかさ、落ち着き、人当たりの良さ、几帳面さ、正確さ、そして整った街並み、国土の狭さを思わせぬ堂々たる自然、そして何より(そう、私とってはこれ重要!)衛生的で安心安全。

二十歳前の私の心は、この街とこの街を作ったこの国に、恋をした。

 

あれから20年。長い片思い。

その間数回再訪するも、定住できるようなチャンスには恵まれず。

もう待っていても、何も起こらないよ、こっちから取りに行かなきゃ。アンタ、ベジタリアンでもここは肉食女子にならないと、ともう一人の私が叱咤する。

 

さて、どうやってスイスに乗り込むか。

とりあえず、“暮らすように旅をする”じゃないな、“旅するように暮らす”方法を見つけないとな。はて、どうやって?