HTML5はいつになれば主流になるの? | ベンチャー企業 CIO: 池谷 義則ブログ&経営、ビジネス、プログラミング技術や便利なオープンソースの紹介

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Webトレンドにがめつい彼方なら知っていることだろう。
Webトレンドを追う意欲がある人なら、気になっているだろう。
Webトレンド?なにそれ?、、、な人には興味が無い内容となるだろう。

W3c (World Wide Web Consortium)により、3年にもわたる開発と協議を重ねてきたHTML5にやっと終わりが見えてきた形だ。

既に最新のブラウザ群ではHTML5を実装しており、「ガメツイ」方なら既にいくつかのHTML5のサイトを構築したことがあるのではないだろうか。
だが、世間ではまだまだHTML5についての認知度も、重要性も、柔軟性も、存在自体知らない人も多いことと思う。

W3Cは今年2月14日に、今年の5月を区切りとして、ウェブ開発者やユーザーに対してHTML5の通知を行っていくとし、HTML5のテスト期間を2014年第一四半期まで延長した。

つまりは、今年の5月でHTML5の仕様がある程度確定することになる。
(厳密には、2014年のテスト期間が終わるまでは最終的な仕様の確定はされない)
既に開発が始まっている次世代のブラウザ(例としてIE9)などは、どこまでHTML5の確定仕様に沿って開発をしてくれるかは不明だが、完全にブラウザがHTML5に移行するまでにはまだまだ時間が掛かるだろう。
ただ、既に最新ブラウザでは音楽、ビデオなどのタグをサポートし、今までの様に外部のプレーヤーを読み込まなくても再生ができるので、HTML5の恩恵は受けることができている。

今後の動向が気になる分野だ。

 

参考: Last Call for HTML5