この度、私たち根っ子の会の活動が、2012年10月1日付けの読売新聞に掲載されました![]()
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画像では記事がまったく読めないと思いますので、以下転記させて頂きます![]()
母の願い 無農薬野菜
子のアトピー悩む主婦ら16年前「作ろう」
素人同然から米作りも 近く販売拠点設置
農薬も肥料も使わない自然農法で野菜や米を栽培する富田林市のNPO法人「根っ子の会」の活動が注目を集めている。子どものアレルギーなどに悩む主婦3人が「素人だけど自分たちで無農薬の野菜をつくろう」と手探りで16年前にスタート。今では市の助成金で体験教室を開催、10月からは販売拠点を設置するまでになった。会員は「自然の味を多くの人に知ってもらいたい」とさらに意気込んでいる。(岡田英也)
活動は、いずれも主婦で、会の代表の高橋博美さん(48)(富田林市)、久野陽子さん(60)(大阪市淀川区)、森多貞子さん(69)(羽曳野市)の3人の出会いから始まった。
子どものアトピーや自身の体調不良に悩み、「食生活を改善すればいいのかも」と考えた3人が、民間団体の食の勉強会で知り合った。
だが、当時は無農薬野菜はほとんど流通していなかった。「売っていないなら、自分たちで」と、1996年に高橋さんの父が富田林市市内に持つ1アールの畑で大根やサツマイモの栽培を始めた。本格的な農業経験はない。子育てや家事に追われながら、週末などに畑に通い、慣れない手つきで、くわで耕したり、草取りをしたりした。
最初の2,3年は種まきの時期を間違えたり、虫害に遭ったりして、ほとんど収穫できない時期もあった。だが、あきらめずに研究するうちに自然農法に合う土壌が整い、収穫も安定。食卓に出すと、子どものアトピーに効果が見られるようになった。
2002年からは米作りも手がけるように。試験的にスーパーの片隅で販売すると、反響は予想以上で、「米アレルギーだったが食べられた」「懐かしい味がする」との声が相次ぎ、05年に根っ子の会を設立した。
現在は富田林市嬉(うれし)地区の240アールで米と野菜を栽培、会員も府内の主婦や会社員、お年寄りら約40人になった。会の取り組みは行政も「自然農法に地域住民が参画する成功例」と評価、富田林市が補助金を傑出して今年4月に体験教室を開講。同会が約20組に籾(もみ)まき、田植えなどを指導、今月上旬に稲刈りの予定だ。
これまで、収穫した米や野菜は知人に販売していたが、近く同市内の農業公園「サバーファーム」で常時販売することになった。久野さんは「食べた人がおいしさに驚き、ファンになってくれたことを励みにしてきた。遊休農地の活用や地域の雇用にもつなげていきたい」と夢を膨らませている。
問い合わせは高橋さん(090-5664-3388)へ。