「ハイキン検査をやるので、都合が付けば、お越し下さい」
現場監督のKさんから電話があった。
漢字で書くと「配筋」。基礎のコンクリートに埋め込む鉄筋のこと。
素人が見ても分からないだろうなーと思いつつ、見に行ってきた。
交点上側の鉄筋にガニ股で乗って歩いて下さいと言われて、
基礎の中に足を踏み入れる。

鉄筋の太さ、間隔、隣り合う鉄筋との重なりの長さ、
コンクリの厚みの中心に鉄筋が位置すること等、
いろんな観点でチェックするらしい。
1本配筋漏れがありましたので、修正を指示しておきました、
と指さして言うが、どの部分がどうなのか、よく分からない。
「この部分はジンツーコーになるので鉄筋が通してありません」
何のことか分からなかったので、適当に返事をしておいたが、
これは「人通口」。基礎の立ち上り部に切り欠きを作って
完成後の保守点検で床下を移動する際に通る穴。
一ヶ所だけ周りと違う形状の鉄筋があった。
チチューバリ(地中梁)という強度を高めるためのものだそうだ。
基礎があっての間取りだもんナ、大事なのはよくわかった。