現場に掲げる工事看板には建築主名を明記せず、
イニシャルだけにしてもらった、と前に書いた。

それでもなお、他の情報と突き合わせたと思われる不正確な
住所氏名でダイレクトメールが来る。

我が家がある住宅街には、昔から住宅案内図の屋外看板が
2ヶ所も立っていて、町内会の全世帯名が地図上に
書かれている。それを見れば、苗字だけはすぐにわかる。

近頃の個人情報保護の観点から案内図を撤去しようという意見が
町内会で出たらしいが、無いほうがいい、という声よりも
わざわざ無くすこともないという声の方が多いみたい。
単身者アパートだと表札を出さない家はあるが、戸建にはまずない。
隠しても意味がない、という理屈のようである。

ある家具屋から「営業活動中に新築のお宅を見かけましたので
ご案内を差し上げました」というダイレクトメール。
あて名は、もうここには住んでいない妹だった。

今となっては旧姓なのだが、おそらく、妹が結婚するときか、
その前に、この家具屋から買ったのだろう。

下の名前は正確だった。
20年近く前の情報と突き合わせたのか。恐るべし。