家の中で最も酷使されるのがキッチン台だろう。
我が家のは引出や収納の可動部に少々ガタがきているが、
およそ40年に渡り使い続けてこれた実績がある。
これも設備に分類されるけれど、冷めた目で見れば、
モノ自体は長机に流しとコンロを付けた程度のシンプルさである。
使用頻度が高いうえに、インテリア上も重要な位置を占める。
昨今のモデルハウスはすべて人工大理石仕様で
見た目がきれいだ。
我が家は3人とも料理が好きだが、以前に比べると
体の自由が利かなくなりつつある者がいることもあって
使い方が徐々に荒っぽくなってきている。
落す、こぼす、ぶつける、といったことは毎日数回起きるので
新居でもキレイに使い続けることはできないだろう。
小キレイな人工大理石仕様である必要もなかろう。
人に見せるためのキッチンじゃないので。
プロの料理人が使うような質実剛健な厨房設備もちょっと考えたが、
さすがにダイニングキッチンには向かない。
家族で相談の結果、約40年愛用した”慣れ”も考慮して、
今と同じステンレスのキッチン台を採用することにしている。