針生検の結果によって滑膜肉腫と診断されましたが、どうやら針生検では採取できる組織の量が不十分のため確定診断には至らないとのこと


滑膜肉腫の中にも3つの組織型?なるものがあって、それを確定させるために、メスで腫瘍の一部を切り取って十分な大きさの組織を採取する切開生検を診断日翌日に行いました。


やり方はほとんど針生検と同じですが、メスを入れるので、より強いブロック注射を使うために手術室で行い、涙目になりながら終了しました。


私の腫瘍はパンパンに筋膜の中に入っていたらしく、がん細胞が増殖しては自壊を繰り返していたそう

そのため、組織を採取しても傷口を閉じられず、中身を少し吸い取ることでなんとか閉じれたみたいです。

よかったかどうかは今後記事にしますが、おかげで腫瘍の大きさは少し小さくなりました。


その翌週には全身への肉腫がないか検査するためにPET-CT検査をしました。

がん細胞はブドウ糖が好物なので、放射線を発するダミーのブドウ糖を体内に注入して、がん細胞に取り込ませる。そこから発する放射線を観測することで、体内のどこにがん細胞があるかわかる検査です。

私の場合はどこにも集積はなく、足裏も反応してなかったそうです。

とりあえず転移はなかったようで一安心でした。


後に聞いた話ですが、私の腫瘍は内部での壊死が激しく、造影MRIでも造影されていなかったそうです。

そのせいでPET-CTでも集積が確認されなかったのだとか


(闘病記ですが、備忘録として残しておきたいので、しばらくこのような記事が続きます。。。)