美紀の人生は他人から見ればただの逃避と思われるとおもう。
けど、これは自分の人生。
人にどう思われようと別に気にしない。
私は私の人生を精一杯生きる。
美紀は親の束縛を離れ今は大学を通いながら一人暮らしをしている。
そして、現在は親に心配をかけないようお金も何もかも自分でこなしている。
美紀は今キャバクラをしながら過ごしている。
けど、最近はキャバクラという仕事で夜も遅く、
授業にもおいつけなくなってきてしまった。
だから美紀は最近学校を辞めようかと思い始めた…。
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そんな金曜日…。
今日からまた3日間、夜はお仕事。美紀は楽しみで夜が待ち遠しかった。
指名してくれているお客さんからもメールのやり取りをしていて、
本日も結構たくさんの人が来てくれる様子。
その中で最近、悩みを抱えているお客さんがいる。
彼の名前は本宮 透。35歳。独身。
彼女はいるが仕事で忙しく、連絡は朝とお昼休憩の時ぐらいしかしていないらしい。
仕事は昇進をし、今では部下を持つようになったが、
昇進してから仕事ななかなかうまくいかず、気晴らしにキャバクラに来ている。
本宮さんは最近キャバクラに来てもため息ばかりしている。
そんな本宮さんのことを美紀はすごく気にしている。
自分には何かできないだろうか…
そんなことを考えながら学校に行く準備をした。
美紀は急いで学校へ向かい、ぎりぎり授業に間に合った。
授業を受け、ノートを取るが頭の中は宮本さんのことで頭がいっぱいだった。
終了チャイムが鳴ってすぐ喫煙所に向かった。
喫煙所には勇輝と真美がすでにベンチに腰をかけている。
「おっはよー」
「おはよ。勇輝今日1限から?家のチャイム鳴らしても出てこなかったから…」
「俺昨日そのこと話したじゃん。今日の朝は教授と話があるから先に行くからねって」
「はりゃ。そうだったけ?ごめーん」
「ってかさ、美紀と勇輝付き合ってから何も変わってなくない?」
「そう?そんなことないよね。」
「うん。だってよー、真美知ってっか?
美紀こいつ結構なツンデレなんだよ。それがまた可愛くってさー」
「わーわーわー!!余計なこと言わないでイーの。バカ」
そんな風に喫煙所で他愛もない話をして、昼休みは終わった。
次の授業はみんなバラバラ。授業が始まる5分前にみんなは各自教室に向かった。
…今日のラストの授業が終わり、再び喫煙所に集まる3人。美紀は話しながら化粧をしている。
「そっか。今日出勤か。もうかれこれ1年くらい?」
「うん。親もたまーに連絡来るぐらいで何にも言わないんだ」
「美紀が頑張ってるのわかってるんだよ」
「そ、それでね…ちょっと2人に相談したいことがあるんだけど…」
美紀は学校のこと、仕事のことを話し始めた…。