以前、
会社の入社研修を受けた時のお話です。

その研修は、
専門知識などを2ヶ月で、頭に叩き込み、
お客様に説明し解決策を提案できるまでを
習得するものでした。

その専門分野は、
私の苦手と思っていた分野。

研修が始まってから

「しまった!Σ(゚д゚lll)間違ったかも!」


とは思ったものの、

やっと就職できたところだったので、

辞めることもしたくなかったのです。


研修の最後に試験があるのですが、

その試験が不合格なら即退職。


同期より覚えが悪かったので、

落ちこぼれながら、、

心折れながら

弱音を吐きながら

やっぱり無理なのかもと思いながら

研修を受けていました。


そんな状況の中で

研修の先生から言われた言葉がありました。


「やるの? やらないの?」


弱気な私は、

「やってみます」と答えました。


先生は、

「やってみますか?ときいてるのではない。

やるか、やらないかときいてる」

とおっしゃいました。

私の弱さを見透かされた気がしました。


私は、「やります!」

と答えていました。


そう答えていた私には、

おそらく

まだ余力があり、

諦めるのが悔しかったのだと思います。


本当に無理なら

「やめます」と答えているはずです。


そして「やります!」と宣言した後は

なぜか、ウジウジ虫がいなくなり

シャキッとするのでした。


先生と、このやりとりが数回ありましたが、

最後は試験も合格できました。



この体験で、


 苦手意識は

自分を後退させるだけなんだなぁ

と思うようになりました。


それと、

迷った時には

自分に


「やるの? やらないの?」

「やりたいの? やりたくないの?」


と問いかけるようになりました。

そのことで、

とてもシンプルに考えられ、

自分で答えを出し、

行動できるようになりました。



自分1人では、

気付かなかったり

できないことも

たくさんの人々と出会うことで、

色々なヒントをもらえるのもんですね。