キスされそうになった日、彼は真剣な顔で、だめですか?と言った。


心臓がバクバクいっていた。その時何を話したか、、覚えてない。彼の曇った、傷ついたような顔は何となく覚えている。



今となれば、この時が最後の引き返すチャンスだったのかなと思う。




その後は明らかに気持ちは混乱していて、浮ついていて、彼はどうだったのか分からないけど、ソフトクリーム食べに行きますか?と言ってくれて公園の駐車場に車を止めて一緒に食べた。



詳しい内容はもう覚えていないけど、彼からは友達以上を求めてしまうし、今後はこんな風に会わない方が良いねということを言われたと思う。


自分で拒否しておきながら、彼ともうこんなふうに会えなくなるなんて、考えると涙が止まらなくなってしまい、彼を困らせた。


心と頭が違いすぎて、どうしたら良いかわからなかった。もう冷静に考えることなんてできなかった。


解散したあともずっと彼のことが頭から離れなかった。