私は小学生の頃から時々、すべての物が小さく見える症状に悩まされていた。
親に相談しても信じてもらえず、気づけば大人になった頃に、「不思議の国のアリス症候群」だったのか、と知ることが出来た。
幼少期に経験する人が多く、大人になるとおさまると記されていたが、私は40歳になった今でも出てくる。
最近は特に多いので書き留めておこうと思い投稿した。
私の場合「光」が関係している事が多く、蛍光灯の光が引き金となって、物が小さく見えるようになる。
一番最初にアリス症候群が出た時は、小学生の頃ピアノの練習をしていた時。
その時ピアノの上に、手元を照らすようにと蛍光灯スタンドライトがついていた。
その光の加減で突然視界がファーっとなって、まわりの物がどんどん小さくなっていった。
ピアノをやめてからは、時々なにかの加減で小さく見える程度で気にはしていなかったし、大人になるにつれて忘れてしまうくらいの感じだったのに、現在40歳になるところで、また頻繁におこっている。
そしてその原因はやはり「光」。
現在リビングの光(蛍光灯)の、強さなのか当たる角度なのかは分からないが、やはりこれが引き金となって小さく見えるようになるのは決定的だと言える。
あとひとつ、時間速度の症状もあった。
小学生の頃、階段をかけおりようとすごいスピードで行った時は、「このままいったら転げ落ちるな」って思うのに、そう言う時はいつもスローモーションになり、最後は無事に下まで降りられている、という体験が何回かあった。
でも、その症状は大人になってからはまったくない。
あとは、熱を出して寝込んでいる時に感じた、白と黒の大きい小さい…大きい玉なのか虫なのかそんな感覚で、大きいのと小さいのが交互に来る感じ。
そんな感覚がよくあった。
私の症状が少しでも「アリス症候群」解明の手がかりになればと思う。
