過去と矛盾する主張の背景
世論はこの春、ずいぶん改憲賛成派が増えた。
各マスコミの調査では、改憲賛成が45%と反対の34%を上回った。
しかし、9条改正の必要性は「ない」の57%が、「ある」の25%の2倍以上になった。
この世論状況で9条改正を国民投票にかければ、政府・与党は一世一代の大勝負になるだろう。
もし本当に改憲議論をしたいのなら、包み隠さず議論できる環境が必要だ。
また、そうであるなら、まず首相自身が目の前の多くの疑問に答える必要があるだろう。
首相が過去と矛盾する主張を言い出した背景に、森友学園問題隠しがあるのではと指摘したい。
「国民の関心が高い問題で説明責任を果たしていないのに、そもそも改憲を言い出す資格があるのか」
憲法を論じるのは、それが済んでからの話だ。

