今回の映画は、幸せのちからです。実話です。
1人の男性は結婚して妻と子供が1人います。ですが、生活はいつも厳しい日々でした。男性は、これから絶対に売れると信じて大量の最新レントゲン機器を発注しました。彼は、毎日あちこちの病院に回ってこの最新レントゲンを買ってくれるようにセールスをします。ですが、なかなか、買ってくれる病院はありません妻も旦那1人の稼ぎでは家庭がきりもりできないので1日に何時間も働きます。子供は、保育園に通っていて大体は、お父さんが迎えにいくことが多くありました。決して裕福とは、いえない生活の中で奥さんは出稼ぎに行くことになりました。子供は男性が預かることになり、2人の生活が始まりました。当初は、アパートでそのまま住み続けましたが、家賃の滞納が何ヶ月も続きついには、アパートを追い出されてしまいました。それからの生活は、公民館のようなところで、安く泊めてもらえるところに住むようになりました。ホームレスのような人が泊まるところで、宿泊費は、格安ですが泊まれる人数には制限があるので並ばなければなりません。ある時、仕事の時間が遅くなり泊まることができませんでした。仕方なく地下鉄に乗りある駅で降ります。ベンチにしばらく座っていましたが、近くにあるトイレに行き一晩を過ごすことにしました。
ある時は、求人をみて、証券会社に面接に行きました。第一面接は、受かり、第二の試験も合格しなければなりませんでした。その試験は顧客を見つけるものでした。試験期間は、2、3週間でした。片っ端から、電話をかけました。ほかに試験を受けてる人が遅くまで残って仕事をしているなか、彼は、子供を迎えに行き、宿泊施設に並ばなければならなかったので、誰よりも早くに帰りました。子供が寝ている間も遅れている分の勉強を欠かさず行いました。試験最終日は、筆記試験でした。筆記試験の日も、早くに終わらせて、並ぶために帰りました。結果発表の日、会社に呼び出されました。結果は、合格していました。息子のために、証券会社に自力で入社し、数年後には、独立し、自分の会社を設立しました。
