6月も下旬に入りますね。
もう上半期もおしまい。
この半年、わたしは何が出来たかなあと自分を振り返る6月末の10日間にしたいと思っています。


6月上旬、5年来のまぶたの上の霰粒腫という腫瘍の切開手術を受けてきました。

2年前に同じ病院のすご腕ドクターに腫瘍をなくすホルモン注射を患部にうっていただきました。
80%の確率で腫瘍がなくなるという注射でしたが、残念ながら効果の治らない20%に入ってしまい、
腫瘍が残っていました。
100%なくなるのはやはり切開手術だとは先生から説明はうけていました。
とはいえ、注射で治らなかったということは、もしかしたら、
ボディートークの施術者として、ボディートークで治すのかなと思い、
この二年間様々な方のボディートークを受けて続けました。
そして残念ながら、治りませんでした。

先月あたりから、「このできもの、見るのに飽きたーーーー」と霰粒腫の存在に我慢できなくなりました(笑)。
なんだか、鏡を見るのが不愉快!
また、「手術ができる気がする!」とも思うようになってきました。

わたしの場合、この手術には大きなハードルがありました。
3歳頃、まぶたの裂傷に麻酔なしの手術をしていて、
それがいわゆる心的外傷となっていたのです。
痛みや体を羽交い締めにされるというのは、恐ろしくてたまらないのです。

時間が経つにつれて、3歳当時の記憶をなくしていましたが、
まつげパーマを10年ほどまえにした時、
施術者に自分の目に触れられることで、
体が震え、動悸がし、冷や汗が出て自分でどうすることも出来ない経験をしました。
顕在意識では忘れていても、体は覚えていたのです。

当然、2年前のまぶたの注射にもボディートークの自己パフォーマンスセッションをして立ち向かいました。
今回も自己セッションかなと思っていましたが、
手術の三日前に電話でお話ししていた友人が「してあげる!」と快く言ってくださり、
パフォーマンスをあげるセッションを受けさせていただきました。

そのパフォーマンスセッションの効果が目に見える形で手術のサポートを
してくれたので、以下経過を書き残しておきます。

病院で受付を済ませたあたりから軽い腹痛が始まり
(もともと下痢の癖はありません)
その後、受診するまでの2時間半の間に3回トイレに駆け込みました。
3回とも下痢でした。

友人のセッションの中には感情解放や活発な記憶はありませんでしたが、
(これらのテクニックの後に、横隔膜から腸へ解放したものを流すという
ことをする時があります)
自然に起こっていたのかもしれませんし、
呼吸周期のサブセッションとして水の要素の陰と陽というバランスがあり、
その反応だったのかもしれません。

下痢でおなかはぴーぴーしているのに、
わたし自身は「おーー、パフォーマンスセッションが効いてる効いてる」と思ってニヤニヤトイレに
座り込んでいました(笑)。

手術台にあがっても、ぜーんぜん怖くないし、
ぜーんぜんドキドキしないし、
「少し痛いですよ」と看護婦さんに言われた麻酔の目薬も痛くない。
目薬語10分ほど経って、ドクターがしてくださったまぶたの注射さえ
痛くない!!

その後、まぶたを挟む器具を取り付けられても
(これがかなり痛いという噂)痛くないし、
当然切開も痛くないし、
患部から内容物を絞り出しても痛くない
(これは最強にきつい痛みというレポートもあり)。

手術は7~8分。
わたしはヨガの鼻呼吸をすーはーすーはーしていただけでした。
看護婦さんに「強かったですね!」と
小学校以来の褒め言葉をいただき(笑)、
眼帯をして帰宅しました。
その後麻酔が切れても痛みはなく、快適な手術でした。

(痛みというのは最大限の痛みを10とすると
4程度でしかないものを
脳のイリュージョンでそれより大きなものにしてしまうのです。
ですから、ボディートークは手術の痛みにも対応できるのだと考えられます)


自宅で眼帯を取ってみると、手術をした左目は試合後の負けたボクサーの
ように青く晴れ上がっていましたが、
三日後からはコンタクトレンズも入れられるほど回復していました。

残念なのは、
4年間思い続けていた、
「この霰粒腫がなくなったら、すっごい美人だ」という思い込みの魔法が解けてしまったことかな。
残念ながら、わたしはわたし。
アンジェリーナ・ジョリーでも北川景子でもなかった(笑)。

パフォーマンスセッションはとても興味深い経過をたどります。
クライアントさんの中には、
親知らず二本を抜く時、パフォーマンスセッションがある場合とない場合を
経験された方がいらっしゃいます。
手術中と術後の経過の違いは明らかだったそうです。

さて、

手術の二日前に何気なくしゃべっていて気持ちよく
パフォーマンスセッションをしてくれたのは、
岡山のボディートーク認定施術士の寺岡美砂さんです。

他にもパフォーマンスセッションが出来る方は
全国にいらっしゃいますので、各々の施術士にお問い合わせください。