与えられて、大切にして、奪われて、哀しんで・・。

姉の彼氏が結婚の挨拶をしに家に来ました。


茶の間には、父親、母親、姉、姉の彼氏、僕です。


姉の彼氏は大量の汗をかき、終始カミまくりでした。


でも、肝心なところはカミませんでした・・。


「アヤコさんと結婚させて下さい。」


既に姉と母親は、泣いていました。


父親は「アヤコをお願いします。」と、頭を下げて声を出さずに泣き始めました。


その言葉を聞き、姉の彼氏も泣き始めました・・。


僕は、泣きたくないので庭にある松の木を見ていました。



その場に居た全員、アヤコという人間が大好きだったようです・・。