【この音とまれ!】 アミュー【31巻発刊中】
【作品情報】
箏曲部の部長、武蔵(たけぞう)は新入部員の勧誘が上手くいかず、
おひとり様の箏曲部。
このままだと廃部になりそう・・・・・・・
ある時、
箏曲部の部室に無断で入り、
部室を荒らす不良達。
そんな不良達を一撃し部室から追い出したのは・・・・・
不良達の更なる上の不良と言われている久遠愛。
久遠からいきなり入部届を出され、困惑する武蔵。
久遠が箏曲部へ入部希望した事情は思いのほか深く・・・・・
その後続々と箏曲部へ入部するのは箏の家元・鳳月会の娘の鳳月さとわ。
さとわを筆頭に、足立 実康、堺 通孝、水原 光太、来栖 妃呂も入部します。
久遠の中学からの友人高岡 哲生をはじめ、
箏曲部・顧問、滝浪 涼香の強力なサポートにより
夢に見ていた全国大会優勝を目指すお話です。
【感想】
スポ根漫画ならぬ、琴根漫画。
青春時代のはじけるエネルギーをも感じられ、
且つ琴への想いも伝わってきて・・・・
とても熱い漫画!!
ビックリするぐらいお話に引き込まれてしまい・・・・
あっという間に31巻まで読んでしまった・・・・・
私が3歳位の頃に亡くなった大叔母が琴の師範でした。
琴を購入する手間が省けたせいか?
幼少期から妹は琴を習っていました。
当然、馴染みがある曲名もあり私は特に読みやすい、親しみを持てる漫画でした。
それにしても音を絵で表現するのは本当に大変そう・・・・・・・
ティーンエージャーの河合らしい恋愛模様も垣間見ることができるので2度おいしい漫画に感じました。
好意を持ったり持たれたり・・・・
初々しくてすごく良い
恋愛だけではなく思春期の人間形成に必要であろう友人との関わり合い、
人間関係が育まれる要素も含まれている漫画です。
【絵】
何と言っても音を絵に反映させた描写が心に残ります。
喧嘩のシーンがありますが、動きのある臨場感あふれる絵。
座って読んでいるのに何となく自分が動いてしまいそう(笑)
イケメン揃いの登場人物が多く、
女子学生は皆、可愛らしいです
眼福♥
とても楽しい時間が過ごせました‼