ここは とある世界
そこは 数えきれないほどの住人が暮らし 人それぞれの生活を共にしている

そんな時 世界に異常が起きてしまう…

目が覚めるとそこは何もない不思議な空間 と、その中でひとつの光が輝いていた

体から妙な感覚…そして頭の中で聴こえてきたのは「その力で世界を救え!」との言葉

と、謎の声は伝える オレの助けになるであろう者たち その人たちと共に世界を救え と

そこで最初に出会った人物は

???「ん?アンタもこの異世界に連れ込まれた人間か…おっとオレの名は〈ルック〉ってもんだ よろしくな!」

こうして異世界の旅がはじまろうとしていた 世界を救う為の戦いが…

ルック「いったいオレたちになにをさせようとしてるのかわからねぇ…それになんだ…この妙な感覚 力が涌き出てくるような」

と そこへなぞのバケモノがひとりの女性に襲いかかろうとしていた

女「キャーなになに?なんなの?むこういって近寄らないで(T0T)」

ルック「うらっ!このバケモノが!オレの前でいい度胸じゃねぇか しかも女性に手を出すとはな……ぶっ倒す!うおりゃあああ!!」

女「なに?この子スゴいんだけど…」

ルック「だ…大丈夫ですか?ケガは?」

女「うぅ…はい なんとか大丈夫です あのありがとうございます」

ルック「よかったぁ この辺は危険ッス とりあえずオレたちと共にいた方が安全かもしれない」

女「ボクは ハナ あの…よろしくお願いします」

ルック「あ…こちらこそよ…よろしく 二日酔いですが…」

ハナ「ふつかよい?…クス」
(もしかして…ふつつかものですがって言おうとしたのかな?)

それから身の安全を気にしながらもアテのない道を進んでいく

ルック「参ったなぁ いったいここはなんなんだ?ヒトケもないしな オレたちはどこを目指せばいいんだ?」

ハナ「そういえば あの子は大人しいんだね」

ルック「うーん そうなんだよね ほとんど会話しないんだよな なにかを考えてるような アイツのことはオレもよくわからねぇんだ」

ハナ「…え?そっか キミ人見知りなんだね うーん お互い同じ状況で知り合った仲だし 少しずつだけど仲良くなろう」

ルック「…!? あぶない!なにか来るぞ!逃げ…」

ハナ「うわぁぁぁあ!」

ルック「って 逃げろ言う前に逃げてるし(笑)」

ハナ「ボクたちはここで見学してるから そいつサッサッとぶっ倒しちゃってください」
   
ルック「ちょ…ちょっと!まぁいいけど よっしゃやってやる! はぁっ!でりゃあ そらそら!オレを甘く見るんじゃねぇ」

ハナ「おっほぉ!やるやる さすがですぅ 頼りがいアリですぞ」

ルック「まぁそう言われると…どらぁぁ!オレひとりで充分 逃げるなら今のうちだぞ はぁぁ!!」

???「あらあら逃がさないわよ オマエたち」

ルック「!? なっ?オマエは大蛇丸!なんだ どうなってんだ?」

大蛇丸「見たところ 木の葉の里の者じゃないようね…でも その力 なかなか使えそうじゃない?うふふ」

ルック「なっ!?」

ハナ(あれが大蛇丸?…うわっ!実際みると気持ちワルいんだけど)

大蛇丸「ふふふ そのカラダいただくわよ ボウヤ」

ルック「ふざけんな!このカラダはなぁ 激しい歴戦によって作り上げたものだ キサマのようなヘビヤロウに渡すかよっ!」

大蛇丸「威勢がいいわね、ますます欲しくなってきたわ」

ルック「ぐっ…がはっ!早い なんだ動きが読めない このヤロウッ!」

大蛇丸「ふふ…ワタシをとらえようとしてるのかしら いくらアナタが強くても そうカンタンには行かないわよ!…喰らいなさい 潜影蛇手っ!!」

ハナ「ヤバイ!あの人強すぎる…ルック殿が負けそう ねぇ?どうしよう…ってアレ?もう一人の子…まさか自分だけ逃げ…」

大蛇丸「サヨナラ!いただくよ そのカラダ…ん?かはっ!」

ルック「なに!?…オマエがなぜ 助けに来たのか ムチャだ 震えてるじゃないか オレが敵わないんだ オマエじゃ…」

大蛇丸「ふふ…仲間を助けるために来たの?泣かせるじゃないの?弱者など興味ないわ ネンネしてなさい!そらっ!」

ハナ「いつの間にあんなとこに?…」

大蛇丸「なっ!アタシの潜影蛇手を防い…なぐはっ!かはっ!ぐあぁぁぁ!」

ルック「なんだあの強さ…大蛇丸のヤツを圧しているぞ?」

大蛇丸「はぁ…はぁ バカな なんなんだオマエは…ギャアァァ!!」

ハナ「た…倒した?アナタ そんな力を隠し持っていたの?」

ルック「…気を失っている 今の力で体力が尽きたのかも…」