外国語学習において一番大事なことは何でしょう。
語彙?
文法?
聴解能力?
まあ、全部大切ですね![]()
でも、初級学習者のうちから意識したほうがよいことの一つにRegistreがあります。
辞書によると日本語では「言語の使用域」
つまりどんな場面で使うことばか、ということです。
もっと簡単に言うと・・・ 「硬い表現」なのか「くだけた表現」なのか。
私のフランス語の先生は、新しい語彙や表現を提示する時に、だいたいそのRegistreにも言及してくれます。
langage soutenu, 高尚な言葉遣い、
langage vulgaire, 下品な言葉遣い、
よく登場するのはこの2つ。どちらも要注意だからです!
それから、
langage familier, 友達言葉、
langage administratif, お役所言葉、
なんて言うのもよく聞きます。
そして、この概念は日本語を教えるときもとても大事です。
新しい言葉の意味だけを覚えて、気軽に使うと、
「昨日、友達と家でパーティーを行いました。」
なんていう文がひょこっと現れたりします。
「行う」は「する」と同じ。せっかく覚えた難しい言葉だから使ってみよう!と思ったのでしょう。
「行う」は、かしこまった事柄や形式的なことをする場合に用いることが多い、という注意をうっかり忘れてしまっていたのかもしれません。
それから、よくあるのが、学生からの、
「先生、大変申し訳ございません。宿題はなんですか。覚えません。」
というメール![]()
(先生、すみませんが、宿題はなんでしたっけ?忘れてしまいました。)と言いたい。
申し訳ございません=丁寧なお詫び、と思って心を込めて書いているのはわかるんだけど、
ちょっと笑ってしまいます。
でも学生を笑ってられません。
私も毎日、同じような間違いをフランス語でやっちまっているはずですから。。。
